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中国最大手旅行SNS「馬蜂窩(マーフォンウォー)」を使ってみた!

今年の10月も一人で沖縄に行って海の見えるコンドミニアム泊まって、
お庭で一人BBQして、読書して、走って、ぼーっとしようかなと。
「こんなことを考えてるねん、ええやろ!」って得意げに女性に言ったら
さらっと「えーめっちゃきもい」と言われた大森です。

さて、今回は中国最大手の旅行SNSメディア「馬蜂窩」について書きます。
「馬蜂窩」は、中国語で马蜂窝、英語でmafengwoです。
ここでは「馬蜂窩」と統一させていただきます。

馬蜂窩の日本市場における戦略発表会(2019年7月26日)

昨日、「馬蜂窩」の日本における戦略発表会に行ってきまして、
もうちょい勉強せなあかんなと思い、自分用にまとめます。

↓     イベント概要はこちらから  ↓

会場には定員400名を越す参加者でびっしり!
「馬蜂窩」日本総代理店のインタセクト・コミュニケーションズ株式会社のスタッフの皆さんを始め、二次代理店、広告代理店、インバウンドサポーター、MCN、KOL、商業施設、飲食事業者など業界業種国籍問わず、中国人消費者をターゲットにした企業や個人が集まってました。

登壇されたのは「馬蜂窩」中国本社の上層部の方々で、
日本旅行市場に対する期待が込められたトークとメッセージが発表されました。

「中国人の日本旅行は団体ツアーからFITへ変化し、我々のプラットフォームとして更に日本コンテンツを強化したい!」
「訪日中国人の旅行目的や要求は、更に広さや深さが求められ多様化している!」
「中国人にとってすでに日本旅行は『ただの旅行先』から『生活スタイルの一部』へと変化している!」
「皆様にもよくよく中国人旅行者の実像を知っていただきたい!」
「旅行情報とのタッチポイントが変化してきている!」

また最新の「馬蜂窩における日本個人旅行のビッグデータに関するレポート」が発表され、それぞれのデータから見る中国人旅行者の行動や動機の変化、今後のコンテンツ戦略が紹介された。

『馬蜂窩(Mafengwo)』とは

「馬蜂窩」は、中国本土および中華圏で人気な中国最大の旅行情報メディアで、
ユーザー数1億人、旅先で体験した口コミの投稿は毎月約1,000万件規模です。

公式サイト:http://www.mafengwo.cn/


中国最先端の旅行バラエティのプラットフォームであり、同時に中国の若年層がよく利用する旅行ウェブサイトです。「コンテンツ+取引」というコアとなる優勢性を有し、同時に馬蜂窩は若年層の趣味趣向をより理解し、複雑な旅行プランの策定、予約、及び体験を簡単且つ効率良くさせた利便性の高いサイトです。

馬蜂窩は、旅行・ソーシャルウェブサイトであり、またデータ駆動型プラットフォームでもあります。そして、同時に新型の旅行デジタル取引プラットフォームと言えます。グローバル規模で60,000に及ぶ旅行目的地に関する遊び、交通、ホテル、観光名所、飲食、ショッピング、レンタカー、現地体験などの情報、及び商品予約サービスを提供します。

10年に及ぶコンテンツの蓄積に基づき、馬蜂窩はAI技術とビッグデータアルゴリズムを通して、個性的な旅行情報と世界中の旅行商品のサプライヤーをリンクさせ、それを結びつけて、ユーザーにユニークな旅行体験を提供してきました。
馬蜂窩が独自に実施している「コンテンツからお客様を獲得する」このビジネスモデルは需給整合を効率的に実現し、プラットフォーム加盟店の利益向上に寄与し、さらには旅行産業チェーンを再構築してきました。

2010年に会社として運営を始めて以来、多くの旅行者に情報を共有、馬蜂窩コミュニティの情報内容も絶えず充実し改善されてきました。毎月億単位の旅行者たちに情報を提供し、若い世代の中で旅行といえば必ず選択する「神器」となりました。

親の世代がよく使用する伝統的なオンライン旅行サイト(OTA)と比べ、馬蜂窩は、よりファッショナブル、よりカッコよく、より「若い世代の好み」を理解しており、若い世代が様々な視点からあたらしい世界発見する手助けをしています。

旅行の前に、まずは馬蜂窩へ!


馬蜂窩公式コーポレートブックより抜粋

実際に使ってみよう

イベント参加して感じたことは、『馬蜂窩は日本旅行市場をかなり重要視しており、同時にまだまだ日本コンテンツが足りてない』ということ。
対中国インバウンド、コンテンツマーケティングに従事するもんとして、まだまだ勉強が足りへんなと実感した次第です。

ってことで、実際にもうちょいアプリ触りながら勉強しようかなと。

こちらトップ画面(アプリ版)なんですが、こんだけコンテンツが豊富です。
(地域を【大阪】に設定した場合)

・今日のおすすめ攻略地
・今人気の旅行スポット
・どうやって遊んだらええの?
・どこ泊まったらええの?
・航空チケットいつやすいの?
・何食べるべき?
・何買ったらええの?
・これ体験しときや
・大阪で遊ぶんやったらこれ買っときや
・人気スポットここやで
・親子で行くならここやで
・高いとこ登りたいんやったらここやで(これすごいな)
・ここで遊ばなあかんよTOP10

すごいんはこれだけじゃなくて、実際に訪れた人が写真添えて口コミを書いてるとこでして、これがもう口コミっていうか旅行日記に近いレベルなんです。

「私ここ行ってきてん、ここから見る桜最高」
「大阪の豪華旅行5泊6日はこうやって攻略するんやで」
「ユニバはこうやってまわると効率ええよ」
「シャネルのヴィンテージ買うんやったらここ行きや」
「写真映えするローストビーフ丼食べたで」
「大阪の花火情報載せとくわ」

ほんで、この投稿に対して他のユーザーが、
「いいね」「コメント」「シェア」できる仕組みになってます。
※「シェア」はWeChat、WEIBO、QQと連携
※WeChatの「お気に入り」に保存できるのが個人的に最高。

要するにあれですよ、口コミサイトってより「旅行特化SNS」ですね。

まだまだこんなもんじゃなくて、例えば「大阪シリーズ攻略」(閲覧数600万人超え)と題してショートムービーがあったりします。

これは使えるアプリやん

「旅マエ」は旅行情報の収集した上でレストラン、ホテルを予約。
「旅ナカ」では、投稿された情報を参考に旅行のプランを立てる。
「旅ナカ」と「旅アト」には旅先での体験とか写真を共有したり。

「旅マエ」「旅ナカ」「旅アト」を通して旅行情報が集まって、ほんでさらにユーザーによって拡散されていくっていう好循環が生まれるわけですね。

これ富士急ハイランドの実際のページなんですが、結構細かく施設情報が載ってますね。そのまま明日以降のチケット買えるし、MAPも百度とGoogleに対応しててるから事前に行き方調べとこ!ってできますね。
実際に行った人の口コミも結構溜まってて、「すごく使えるアプリ」というのが私の感想。

その他にも長文の攻略ブログがあるのが特徴ですね。
旅行好きのブロガーと業務提携してたり、日本のライターチームと組んでたり。

中国国内での会員登録者数1.3億人
月間のアクティブユーザー数1.2億人


単純な観光地の情報配信メディアじゃなくて、ユーザー自身が体験した記事を投稿する機能持ってて、月間の旅行口コミ投稿数が70万件以上

特にモバイルアプリはダウンロード数が7.6億ダウンロード、DAU800万人超え

私もアカウント持ってるんで、改めて“いちユーザー”として使いこなしてやりたいなと思います。次回気が向いたら投稿方法とか解説します!

おおきに!

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