【TikTok】トレンドの移り変わりと中国「抖音」の現在(2019年8月現在)
中国の若者トレンドを抑えようと、毎日いろんなプラットフォームを覗き歩いてるんですけど、なんや有能なアルゴリズムのせいで私のスマホコンテンツが「美女」と「大食い」に染まりつつある大森です。
今回のnote
・7/30 TikTok勉強会
- TikTok トレンドの移り変わり
- TikTok が若者に愛される理由
- TikTok ビジネスシーンでの活用と注意点
・中国「抖音」との違い
・「抖音」で人気のコンテンツ紹介
・日本にいながら「抖音」を楽しむ方法
先日7月30日(火)に開催されたTikTok勉強会に参加してきました。
note ユーザーが集まってのTikTok勉強会ってのがいいですよね!
個人的には中国「抖音」のコンテンツ研究ばっかしてて、TikTokについて「イマイチようわからんぁ」と思ってたので、すごいええタイミングで大変勉強になりました。
勉強会の内容については自分用にメモ程度しか書いてませんのでご了承ください。
TikTokトレンドの移り変わり
以前:真似ダンス、自撮り、メイク、コント
現在:ペット、学習系、旅行、スポーツ、料理
要するに、インカメラからアウトカメラでの撮影になってきてて、
真似して拡散より、しっかり観てしっかり楽しめる動画が増えてきましたね。
クリエイター自身がしっかり構成考えて、
撮影編集までしっかりやったPUGCがトレンドになりつつあります。
「UGC」(User Generated Contents)
「PGC」(Professionally Generated Contents)
「PUGC」(Professional User Generated Content)
以下の note 読んで改めて思いましたが、動画コンテンツの移り変わりは中国の方が少し早いですかね。
TikTokが若者に愛される理由
実際にアプリ開いて動画作ってみるとよくわかるんですが、
なんといっても使える楽曲(BGM)がめちゃめちゃ多いですよね。
加えて、スタンプ機能や特殊効果も豊富でかつ優秀、よくできてます。
こういう充実した機能が2017年リリースから数年でこんだけ揃ってるって、つまりクリエイターの声に耳を傾けて、それを即反映させることができるプラットフォームであり、ノウハウ貯まりまくりってことですよね。
また、優秀なアルゴリズムが動画をただ見て楽しむだけの、私のようなユーザーの心を掴んでます。
外部要因:モバイルコンテンツの充実や縦型動画の需要拡大
文章や写真とは違う、動画の魅力:断片的な情報が一つにまとまる(情報量)
音、踊り、動き(共有と共感)
声、迫力(臨場感)
→コンテンツ自体に深みが出る
TikTokビジネスシーンでの活用
Tiktokで何ができるの?
→タレントプロモーション活用では「人物・団体認知度UP」
→楽曲プロモーション活用では「楽曲、アーティストの認知度UP」
→その他プロモーション活用では「映画、番組、イベント、飲食店の集客UP」
→企業マネタイズとして「ハッシュタグチャレンジ、オーディション、インフィード広告、各アカウントから広告実施可能」
TikTokは、他のプラットフォームへの誘導が可能なので、その拡散性利用してビジネス活用はありですよね。
但し、企業でも個人でも広告PR用のツールとして使うには注意が必要でして、
そもそも「広告やPRとしての動画」の定義が結構微妙です。
ほんで、この定義や線引きは「抖音」と【TikTok】でも異なります。
プラットフォーム運営内でいくつかのフィルターにかけられてて、
定めらたチェック項目なんかもかなり細かく決められていると推測されます。
中国「抖音」との違い
「抖音」は中国の北京字節跳動科技有限公司(ByteDance社)が2016年9月にサービスリリースしました。
当然、日本より一足先に中国大陸で展開され始めたんですが、
ぱっと見は同じようでも、実は中国版と日本を含むグローバル版は完全に独立した別アプリです。「抖音」ではライブ配信できたり、EC連動してたりとTikTokとは全く異なった機能が備わってるのも特徴です。
この辺のお話、こうみくさんの note で非常にわかりやすく説明されてます。
「抖音」で人気のコンテンツ紹介
当然、「抖音」で流れてくる動画のトレンドは【TikTok】と異なります。
またユーザー層も日本より広く、シルバー層のアカウントも珍しくありません。
いくつかアカウントをご紹介します。
以前は「双子で撮影した動画」というだけで人気コンテンツとして観られていましたが、このアカウントは「双子(可愛い系イケメン)がストーリー性のある作り込んでいる」動画として1,000万近いユーザーから支持を受けています。
(個人的にはBL好き女子にはたまんないんだろうなと思う)
こちらはある飲食店のアカウントなんですが、店舗やサービス、メニューの紹介はほとんど投稿されてません。
コメディ感のあるミニドラマ仕立てで、1話1話オチがあって完結しており、これまたしっかり作り込まれています。
これ、個人的に好きなアカウントなんですが、開設当初はどこにでもある普通のレシピ紹介動画でした。本場の中国料理が学べるんで、それだけでおもろいんですが、途中から映像クリエティが一気に高くなって、さらになんと!
おじいちゃんとおばあちゃんを中心に添えてきやがりました。
もうね、レシピ+素朴さ+温かみ(懐かしさ)+見守りたい感です。
こんなん流れてきたら観てしまうw
あと、これはオマケなんですが、
2019年8月4日現在「抖音」人気アカウントランキング
「抖音」人気外国人アカウントランキング
日本にいながら「抖音」を楽しむ方法
前述でご紹介したアカウントは、ほんの一部の一部で、
もっとたくさんおもろいコンテンツがあります。
中国ビジネスに関わる方は必見ツールとして、
また、現在TikTokで動画作ってるクリエイターの方も、
きっと参考になるコンテンツがあると思いますので、是非「抖音」をダウンロードしてみてください。
「抖音」アプリのダウンロード方法は以前のnote「中国ビジネスでありがちな失敗大公開!vol.1」で紹介した文末の手順でやってみてください。
成功すると私のようにこんな画面になると思います。
おおきに!
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