企業にはガバメント担当を置いた方がいい
経産省が未来人材ビジョンを出して話題になっている。
そしてアベプラでも議論されていた。
このビジョンだけを切り出して、議論するのは番組だからありだと思う。翻って企業においては、これを「今の社会ってこうなってるんだ、ふーん」で終わらせるのではなく、これをチャンスと捉えた方がいいのではないか、と思った。
具体的には、世の中の会社が総じて人材に投資しないという傾向があるなら、それと逆張りをする企業が出てきていいと思う。そうすれば少なくとも意識の高い人たちが集い、競争力が高まるのではないか。
一歩引いて見てみると、各省庁で自社が属す業界に関するレポートや事業が、たくさん出ている。所在する都道府県や市区町村でも同じだ。本来ならこれを企業経営に活かす方が、レバレッジが効くし、必要ならロビイングなどもすればいいと思う。
多くの企業(特に中小企業)では、なかなか行政がやっているところまで意識が回ってないかも知れないが、きちんと担当をつけることも、これから必要なんだと思う。