読書感想『19歳までに手に入れる7つの武器』樺沢紫苑
今回は、『19歳までに手に入れる7つの武器』をご紹介致します。19歳以下の若いうちに身につけておくと、その後に生きやすくなる方法を書いた一冊になります。もちろん、20歳以上や老人でも使える手法です。
この本は、整える力、レジリエンス、コントロール力、つながる力、読解力、好奇心、アウトプット力の7つについて教えてくれました。
今回は、整える力に焦点を絞ってお話し致します。
まずは心身を整えて、健康でいることが大事。そのためには、睡眠をとり、体内時計をしっかりと整えて、運動や食事もしっかりと行うことが必要。
まずは、睡眠が大事だそうです。樺沢先生のおすすめは8時間の睡眠でしたが、私には難しい。それでも、7時間は眠りたいですね。
睡眠不足は自身を壊します。しっかりと寝ることで、心身を安定させる効果があるのです。大谷翔平選手は、1日10時間も寝ているそうでした。その結果、あのパフォーマンスを出していると思うと、しっかりと眠りたいですね。
次に、体内時計です。人間の体には時計があり、1日のリズムを刻んでいるそうです。それを調整してリセットするには、樺沢先生でお馴染みの朝散歩。
私も、ほぼ毎日行っています。朝散歩をすると気分が良くなり、睡眠にも大きく好影響があるのだから、どんどんやっていきたいです。
朝散歩だけでなく、朝にリズムよく動くだけでもいいそうです。私もときどきは、朝に趣味のテニスの素振りをすることもあります。
私が面白かったのは運動です。運動をすることで頭が良くなるとは樺沢先生はよくいいます。運動をした後の3時間が脳のゴールデンタイムだというのはよくは知りませんでした。
運動をしてから3時間時内に勉強をすると捗るのです。頭がスッキリするとは思いますが、勉強にもよかったというのは興味深いです。
ネイパービルという普通の公立中学校が、いつもの授業の前に体育に授業をするようにしたそうです。すると、学力試験で世界第1位を出したというのです。
このように、運動には大きな効果があるということですね。
最後は食事。特に10代の人はダイエットをしてはいけないというのが面白かったです。栄養をしっかりと摂ることで、その後の成長にも影響します。
また、脳は脂でできているので、極端な脂の制限は頭にも影響があります。頭を良くして成長をするためにも、食事が不可欠なのです。
実は、私は中学時代にダイエットをしました。流石に太り過ぎていたのでダイエットがダメだとは思いませんが、食事を極端に抜くようなダイエットはしませんでした。
そのおかげか、大きな不調はなかったと思います。しっかりと運動を中心にダイエットをして、食事は普通の量を摂るという方法は良かったように感じますね。
精神科医の視点から、19歳までにしておいた方がいいこと。今回は整えるにフォーカスしましたが、それ以外のものも大切な要素です。
特に若者は、これからの生活が大きく社会に出たときに影響します。ぜひ、この『19歳までに手に入れる7つの武器』を読んで、今後の生活に役立ててみてください。
20歳以上でも、この本のエッセンスは生きる指針になります。おすすめ致します。
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