ポリゴンミラー2

私の会社履歴6 精密測定機器

皆さんこんにちは。
前回に引き続き、自分が行った会社の思い出第6弾を書きたいと思います。
前回の記事は以下になります。

会社履歴5

次の派遣先は、静岡市清水区にある精密測定機器の会社です。

ポリゴンミラー

ここでは精密測定機器の設計・開発をやりました。
ポリゴンミラーと呼ばれる、プリンターの中にある精密部品を
測定する為の装置(治具)の設計を担当しました。
派遣先で扱っている測定器やステージを使って装置設計をしました。

長野の上田に出張

自分の設計した装置を長野の精密機器メーカーに納入しに出張しました。
社有車に装置を積んで、清水→52号線で山梨→中央道で諏訪南IC→白樺湖の
峠を越えて上田まで行きました。4時間くらい掛かりました。
そこでビックリしたのは、納入先の従業員が「春闘」と書かれた
ハチマキをして賃上げデモのような事をしていました。
とは言っても形だけで、何も変わらないのをわかってやっていました。
毎年やっているからやるという、やってる本人達もわかっていない
不思議な光景でした。
夜は居酒屋で鹿刺しを食べたのだけは覚えていました。

やり方をそのまま持ち込む

前回の光ディスクの派遣先ではそこそこ通用したので、
その仕事のやり方をそのまま持ち込みました。
それが結果的には良くありませんでした。
言いたいことはハッキリ言い、時にはケンカもしていたやり方を
そのままやってしまい、ビックリさせてしまいました。
会社にはそれぞれルールや暗黙の了解があり、
前回は通用しても今回が通用するとは限りません。

環境が大企業から中小企業に変わった事もあって、
そこにいる従業員を見下していました。
具体的には時間や仕事の無駄があり、そこの従業員もわかっていながら
苦労して何も言えない状況でした。
じゃあ辞めればいいのにと思いましたが、それも出来ない程
会社に縛られていました。

そこでわかりましたが、自分もそれに対してつらい事ばかりでしたが、
自分もつらいって事は、そこの従業員もつらいって事です。
所属が違うだけで、同じ環境にいる事には変わりありません。
なので少しだけ気持ちがわかるようになり、ただケンカするだけでは
なくて、建設的に意見を言えるようになりました。
なので従業員の一人に、「ここの会社を変える為に自分の力が必要だ」
と言われるようになりました。

結果は変わりませんでしたが、とてもいい経験になりました。

契約終了

結局文句をいいながら2年いました。
その後そこの部署は無くなってしまいました。
やっぱりかという気持ちと、自分はもう少し協力出来たんじゃないか
という気持ちが入り混じっています。
そのままの気持ちで今度は掛川に引越しします。
それは会社履歴7でお話します。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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