音声入力をはじめて使って文章を作成してみた!
※この記事はVoicy「作曲家のひとりごと」の台本です。本編に興味のある方は、下記のラジオをご試聴下さい。
>>作曲家のひとりごと
今日はじめて音声認識入力をブログ作成で使っているのだけれど、驚きですね。こんなに早く、しゃべり言葉が文字になるなんて夢のようです。数年前一度使ったことがあったのだけれど、その時は全然使い物になりませんでしたね。ボイシーの緒方憲太郎さんの本で音声認識入力のことは書いてあったので、改めて使ったのだけれど、まあまあのスペックですね。ちなみにGoogleドキュメントの音声認識機能を使っています。
これまで PC や iPad 上のキーボードで文字を入力していたのだけれど、音声入力だと頭で考えている内容がそのまま文字になるので、速さが半端ないです。実のところ、キーボードで文字を入力していて、その最中に新しい発想が出てくると、入力作業に気を取られて、その発想を忘れてしまうことがよくありました。音声入力だと入力作業のタイムラグがほとんどなく、スムーズに発想を言葉にすることができます。
もちろん音声入力にもいくつかの欠点を発見しました。一つは誤字変換です。意図とは違う漢字が変換されることも多く、いちいち修正しながら入力していくことがあります。二つは「、」や「。」が入力できなくて、手入力になってしまいます。三つは慣れないとキーボード入力よりも遅くなることがあります。人間と PC との間の呼吸感を発見して、それを喋り方に反映しなければスムーズな入力にはなりません。
両方の入力方法にはそれぞれの長所欠点はあるものの、出来る限り両方を併存しながら使っていくことが望ましいのではないでしょうか。僕的には、音声入力の底知れぬ魅力があるように思えます。それは、一言で言うと、アウトプットの緊張感です。まるで習字の一筆書きのような感覚ですね。ある程度の覚悟を持って音声を発しないと、軸のある文章を音声入力するのは難しく思います。
人の声の音声認識技術は、今後ますます発展していくでしょう。ただそのターニングポイントが「今」ではないかと思うのです。それは音声プラットフォームや音楽配信が右肩上に流行りつつあるのと同じタイミングで起こっているのではないでしょうか。僕も毎日ボイシーで音声配信をしていますが、喋り方の慣れというのもあるのかもしれません。
ここまで音声認識で文章を入力していましたが、所要時間は10分程度でした。これを考えながらタイピングしていくと倍以上はかかるでしょう。以上、現場からの報告でした。
※この記事はVoicy「作曲家のひとりごと」の台本です。本編に興味のある方は、下記のラジオをご試聴下さい。
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