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写真で振り返る2024シリーズ「コワーキングの理念」

写真で2024を振り返るシリーズ。

こちらは「iitoco!!アドベントカレンダー2024」に寄稿している記事です。
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さて、初日「知的体力の劣化」という記事を書いたのですが、今年1年全然書いていなかったので、本当に自分が劣化しているのを体感します。ちょっと書くだけで疲れる。キーボードで文字打つのもなんか劣化してる気がする・・・。

ということで、無理は禁物。2024とった写真、グーグルフォトに保存されてる写真から、1場面だけ切り取って、その時の事を2,000文字くらいで言葉にしていこうと思います。という訳で、第何弾までやるかわからないけど写真で2024を振り返るシリーズいってみます。

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2024年2月23日(金)
パクチーハウス佐久vol3を開催した後、クールダウン的に3人で飲んでいる風景。右はパクチーハウス佐久vol3で即興料理をたくさん作ってくれた佐谷恭さん、左は神戸のコワーキング、カフーツの伊藤富雄さん。実はこの写真、僕にとって結構嬉しい写真だったりします。

お二人とも佐久には何度か来てくれているから、おなじみの方も多くなってきていると思うけど、伊藤さん(カフーツ)は日本で初めてコワーキングをつくった人。そして、佐谷さん(PAX coworking)は東京で初、伊藤さんのカフーツとほぼ同時期に「パーティーするように仕事をしよう」を掲げてコワーキングを始めた人。

いわゆる、日本のコワーキングの創始者たちなのです。

日本のコワーキングの夜明け前、伊藤さんがブログに書いたコワーキングの記事を見つけた佐谷さんが、まだ見ず知らずの伊藤さんに電話をかけ2時間コワーキングについて語り合い盛り上がった話は、コワーキング業界では有名な話。

僕はどちらかというと、コワーキング黎明期が終わったあたりにコワーキングを始めているから、このお二方と仲良くさせていただいているのはとてもありがたい事です。

伊藤さんとの出会いは、僕が佐久でコワーキングの場を探しつつイベントなどでコミュニティづくりをし始めた2015年頃、縁あって神戸のカフーツを訪れた時のこと。コワーキングについて2時間ほど伊藤シャワー(笑)浴びた後、コワーキングの哲学がギュギュっと織り込まれた「コワーキングマガジンvol1」を購入して、帰りの新幹線で貪るように読んだのを覚えています。この本は10年たった今でも色あせない、コワーキングの核となることが書かれています。コワーキングを始めたい、コワーキングを深めたい人にはぜひ読んでほしい一冊です。(つい1年前くらいだったか、初版が完売。今は販売されていないけど、僕そういえば数冊は持ってるはずだから、読みたい方声かけてください。)

ちなみに、この続編は発刊されていないのですが、vol2に向けて動き始めています(はず!)。その準備の一環として、伊藤さんはnoteに毎日記事をつづったり、コワーキングプレスペンクラブという活動をスタートしており、今でもコワーキングの最先端を発信しています。特にnoteは毎日更新している、しかも、この情報量を毎日?この質で?という内容。またコワーキングプレスペンクラブは始まったばかりだけど、ローカルのコワーキングネタを、ローカルで実際に動かしている人たちから当事者目線でアップされます。コワーキングとかコミュニティとか場の運営に関わっている人ならば絶対フォローをお勧めします。(ペンクラブにぜひ寄稿も!)


佐谷さんは、コワーキングもそうだけど、パクチー好きならたぶん知っているだろうパクチーハウス東京の創業者です。日本にパクチーブームが起こったのは、佐谷さんの活動によるところが大きいです。
出会いは、東京シャルソン(佐久でもやったあのシャルソンです)でした。当時パクチーは食べず嫌いだったのですが、料理のすべてにパクチーがはいっているので恐る恐る食べたらとてもおいしくて、はまり、今に至ります。
そういえば、僕が人生で初めて尊敬した人が佐谷さんでもあります。というのは、常に自分から湧き上がってくる楽しいことをカタチにしている、こんな大人世の中にいたんだ、というくらい衝撃を受けたからです。常識にはまらないこのスタイルから僕は多くの影響を受けています。
現在iitoco!!は無店舗展開をしていますが、無店舗展開も実は佐谷さんがはじめたこと。人気絶頂の中突然パクチーハウス東京を閉店、無店舗展開を始めたのです。どんなことをしているかというと、今回のパクチーハウス佐久のように、全国、いや全世界でパクチーハウス●●を開催して、コミュニティがどんどん広がっていっています。この人の繋がりがものすごいのです。そして、当然ながらここにもコワーキングの本質がたくさん詰まっています。現在佐谷さんは千葉県鋸南町にパクチー銀行のリアル店舗をもち、鋸南町を盛り上げる活動もしています。これから起業したいとか、コミュニティやコワーキングの運営に関わっている人は、ぜひ訪れることをお勧めします。自分の意思を持っていけば、開けるはずです。

お二方のホントに断片的なわずかな紹介をしましたが、コワーキングの理念を軸に、今でも積極的に活動していて、背中を追える存在があるというのはとてもありがたい事です。

さて、2010年日本にコワーキングが誕生して早15年。僕はビジネスとしてコワーキングを捉えたことはないけど(コワーキングに集まった仲間でビジネス展開はもちろん歓迎)、コワーキング自体をビジネスと捉えた事業者もとても多く参入してきています。コワーキング数もたくさん増えて、業界も大きく変わりました。
これからのコワーキングはいったいどうなっていくのか、背中を追うばかりではなく、僕なりのコワーキングをどんどん生み出していきたいと、この二人を見ていると思わせていただけます。

伊藤さん、佐谷さん、いつもありがとうございます&今後ともよろしくお願いします。

しかし、本当に縁てのは不思議だけど、やっぱり縁なんだと思います。最後になりましたが、この写真から何を切り取ろうとしたかったかが今分かったのでお伝えしました。(本文全然触れてないじゃん・・・笑)

え?タイトルのコワーキングの理念はどこに具体的に書いてあるですって?
紹介したお二方が、理念そのものなので、各所リンクを貼った記事を、ぜひ掘り下げて読んでみてください。


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