「その人を知りたければ、その人がつきあっている親しい友人が誰なのかを知れば、ひとつやふたつは、その人の本性を垣間見れるだろう。」(『ナジャ』アンドレ・ブルトン)
酸いも甘いも、一緒くたになった思い出深いヒト・モノ・コトを、自由に気楽に書き連ねます。
チケット片手に所定のシートを探す瞬間。じれったい予告を眺めつつ、スクリーンに溶け込める喜びを感じる瞬間。そして、クライマックスを迎えた高揚感とともに真っ暗なシアタールームを飛び出す瞬間……。そのどれもが、大切な映画の"瞬間"なんだ。
僕にとって歩くことは、何ものにも代え難い喜びの一つだ。噛みしめるように、一歩ずつ。たとえ時間がかかろうとも、行為そのものを楽しみながら、今日も、明日も。そして、明後日も。