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Toreru 弁理士採用のスライドを解説します!

こんにちは、宮崎です。「Toreru」では、新たな商標弁理士の採用を考えています。
事前に採用のスライドを発表したのですが、今日はそのスライドについてポイントを説明しようかなと思います。
また、Toreru がこれから向かっていきたい方向性についてもお話ししたいと思います。


Toreru とは?

Toreru は、商標登録サービスを主に提供していますが、組織自体の特徴としては、
これまでの課題を、新しく、そして最適な方法で解決していく組織
とも言えるのかなと思います。
Toreru ではテクノロジー、デザイン、ブランド、コンテンツなど、様々な手段を駆使しています。
その理由は、知財の発展を真剣に考えていくと、こういった他の要素と協力していきながら発展させることが大事だなと感じているからです。
常に従来の枠組みを超えて、新たな方法を模索し、最適なやり方を追求しています。

Toreru の提供するサービス

Toreru が提供しているサービスは大きく分けて3つです。

  • Toreru 商標登録

  • Toreru 商標検索

  • Toreru Media

「Toreru 商標登録」は、商標の調査から出願、登録までをオンライン上で一元管理できるサービスです。「Toreru 商標検索」は、無料で商標の検索ができるサービスで、ロゴの画像検索も可能です。最後に、「Toreru Media」は、商標や特許などを分かりやすく、親しみやすく解説するメディアです。

Toreru で働く商標弁理士の意義

では、なぜ Toreru で働くと良いのでしょうか? 大きく三つの意義があります。
まず一つ目は、「新時代に適応した商標弁理士」という点です。
Toreruでは、商標弁理士の業務を効率化し、自動化を進めています。その結果、商標登録全体で、8時間かかっていたものが1時間で完了する、といった改善を実現しています。
それにより、これまでの形式的な作業がほぼなくなり、弁理士としての本質的な部分、つまりヒアリングや類似判断などに時間を多く割けるようになります。 また、そうすることにより、実務能力の重要性がさらに上がります。
これからの時代は、弁理士がより本質的な仕事に専念することによって、実務能力が向上しやすくなるとともに、知財サービスにさらに付加価値をつけて提供しやすくなります。

二つ目のポイントとして、「顧客体験」です。
これは、例えばスターバックスへ行った際の体験を思い浮かべてみてください。そこでは、ただコーヒーを飲むだけではなく、ゆったりとした雰囲気や、店員さんの愛想の良い接客といった全体的な体験が、そのブランドを差別化しています。
Toreru では、このような考え方を弁理士の仕事にも取り入れたいと思っています。「体験が良い」ことは商標弁理士にとって、大きな付加価値となります。
専門家として、専門知識が評価されることは自然な流れですが、ある程度経験を積めば多くの弁理士が高い専門性と実務能力を兼ね備えることができます。その中でお客様から選ばれるためには、他の弁理士と差別化できる点、つまり「違い」が求められます。
Toreru では、顧客体験をよくするためのCX研修や、仕組みが既に整っていますので、他の弁理士との違いが作れるスキルを手に入れることができます。
( Toreru がなぜ顧客体験を重視するのかについては、こちらのnoteでも詳しく説明していますので、興味があればぜひご覧ください:『なぜ商標登録サービスでCX(顧客体験)を重視するのか』)

三つ目は、「商標権をビジネスにどう活かすか」です。
商標権はビジネスと直結しており、適切な活用方法が求められます。しかし、現状としては、商標権を取得することと、それがどのように売り上げにつながり、ビジネスの参入障壁となるかを説明できる人は少ないのが実情です。そこで、Toreru ではこの観点を深く掘り下げ、新たな視点を持つことで、ビジネスにおける商標権の価値を最大化する方法を探求しています。

週休3日制とフルリモート:新時代の働き方

次に Toreru が提供している福利厚生についてお話しします。 その中でも特に、昨年から始まった週休3日制は、社員に対する影響がとても大きいです。

Toreru は、3番目の「給与維持&勤務時間」を採用しています

この制度の導入目的は何よりも、社員の幸福度を向上させることです。そして実際、この制度が始まってからの社員たちの生活は、かなり変わったように見えます。
趣味に没頭したり、体をしっかりと休めたり、家事に専念したり、子供との時間を増やしたり。何かと忙しい日常に、自分だけの時間が増えたことで、生活の質が向上しているのではないでしょうか。
しかし、この週休3日制、その実現は Toreru がテクノロジーを活用し、高い収益性を持つ事業を展開しているからこそできるのではと感じています。

(週休3日制についても以前にnoteで詳しく書きましたので、もしご興味があればぜひこちらもご覧ください。全6回のシリーズ作です。:『週休3日制を導入してみた。』)

さらに、フルリモートワーク。これは働く場所にとらわれない、新しい働き方の形です。大阪でも北海道でも沖縄でも、どこでも仕事ができます。(ただ、歓迎会の際には、ちょっとだけ東京に来てもらえれば嬉しいです。)
そして Toreru の職場は、効率が追求されています。これも先述したテクノロジーの活用が大きいですね。たとえば一つの調査でも、数秒単位の改善を積み重ねることで、大きな効率化を実現しています。

最後に、Toreru は成果主義の報酬体系を導入しています。売上と報酬が連動する形なので、自分の力を存分に発揮したい人には非常に適した環境です。もちろん、もう少しゆっくりと働きたい人に対しても、それなりの報酬が得られる形になっています。

ミッション

Toreru のミッションは、知財の価値を最大化させることです。
知財は模倣されることがありますが、その状況は創作した人のやる気をかなり奪うものになります。
そこで、Toreru では創作した人に対してできるだけ利益を還元できるようにしていきたいと思っています。
Toreru の目指す方向性は、特許法の目的と結構似ています。特許法もまた、公開と引き換えに一定の独占を許可し、それによって利益を享受することを奨励しています。しかし、現実には特許では完全な独占は困難であり、クリエイティブな人々にどのように利益を還元するかが問題となります。
そのための第一歩として、まずは商標登録のハードルを下げることを行っています。登録のための投資が大きく、その投資に対するリターンが少ないと、知財の価値を最大化することは難しいからです。

バリュー

また、ミッションの達成に向けて、Toreur は6つのバリューを設定しています。

それぞれ
「速い」
「カンタン」
「専門性」
「安心」
「ストレスフリー」
「強みをつくる」
です。
このバリューは、知財の性質、Toreru の特徴、知財をビジネスで活かすためにはどうすれば良いかという観点で設定されました。

無形資産

さらに、現在取り組んでいる大きなチャレンジとして、権利化手続きから無形資産へのシフトがあります。知財のさらに上位の概念として、無形資産という考え方が存在します。これには知財の他に顧客リスト、ノウハウ、データ、人的資本などが含まれ、無形資産全体の管理ができるようになると、各要素がシナジーを発揮し、より大きな価値を生む可能性があります。

世界観

最後に、私たちが目指しているのは「世界観の共有」です。
Toreru のサービスが良いことはもちろん重要ですが、それ以上に、お客様が Toreru の持つ世界観に体験して、共有していただけることを目標としています。
Toreru を通じて自分自身がより良くなっている実感があるととても嬉しいと思っています。

業務内容と求める人材像

まず、業務内容としては、基本的には商標調査と顧客対応、そしてコンサルティングが主な業務となります。これは一般的な特許事務所と多くの共通点がありますが、実際の進め方には大きな違いがあります。

次に、私たちが求めている人材像についてですが、まずは弁理士資格を持っている方、または弁理士試験に合格した方が対象です。より専門性を発揮していただくためにこのような条件にしています。 そして、相手の立場を理解できる人を求めています。これはクライアントに対する視点はもちろん、社内のメンバーに対しても同様です。
さらに、ブランド戦略に興味があるとより良いです。商標登録は結局、「何のためにするのか」が重要であり、その本質的な考え方はブランド戦略と深く関連しているからです。したがって、ブランドに興味がある人は大歓迎です。
また、ITに興味があるか、得意であるとよりフィットすると思います。Toreru は多くのシステムを駆使してサービスを提供するためです。 最後に、論理的思考力が高い人を求めています。これは意見書の作成や調査など、多くの業務で必要とされる能力です。

勤務地については特に制限はありません。そして、その他の詳細は募集要項をご参照ください。採用プロセスはこちらの通りです。

さいごに

Toreru はテクノロジーを駆使したり、より先端的な考えが組み込まれていますので、なかなか取っ付きにくい印象があるかもしれません。 しかし、会社全体としては、従業員の幸せを重視して運営していますので、きっとここで働いててよかったなと思ってもらえると思います!
ここまでお読みいただいてありがとうございました。皆さんのご応募をお待ちしております!

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