身体機能はチームスポーツと似てる?
こんにちは。
整体師/トレーナーのマサです!
今回は身体に何かしらのエラーが起きた際の考え方についてお伝えしていきます。
身体に不調を抱えている方だけでなく、特に問題がないと感じている方にも読んでいただきたいです。
そもそもエラーとは何か?
疲れだったり
慢性痛や関節障害
生活習慣病
内臓系疾患
脚や二の腕だけが太いとかボディラインの悩み
そう言ったことまで含めての意味です。
身体はチームだったり企業だったり国のようなものです。
実際に例えてみるとわかりやすいですね!
ちょうど最近サッカーの分析をよくされている方の話で なるほど! と思ったことがありました。
(自チームのゴール前で味方同士でのパスミスが起きてボールを奪われて失点してしまったシーン)
普通だったらその場で起きた現象だけを見て、パスミスした選手に対して
下手くそ!集中力が足りないんだ!交代しろ!
こんな感じで批判をする人が殆どだと思う。
でもミスが起きた場合その場で起きた現象にだけ目を向けるだけじゃダメだ。
そもそも周りの味方はパスコースを作れていたのか?
選手間の立ち位置は適切だったか?
監督の戦術やチームに対する約束事、ルールはあったのか?適切だったか?
集中力が途切れていたとして、なぜその現象が起きたのか?
そこまで考えないと適切な修正や判断はできない。
これを聞いた時に、
身体と同じだと思いました。
腰痛があったとして、現象としては"腰が痛い"ということです。
それに対して腰を揉むということをしているだけでは、その場で起きている現象にしか目を向けていませんね。
例えばこんなふうに考える。
そもそも腰が痛くなった原因はなにか?
腰が過剰に動きすぎていないか?(使いすぎ)
腰の周りの動くべき関節は動いているか?(使わない、使えない、使い方知らない)
その関節が動きたくなる身体の環境は整っているか?
いい整体師やトレーナーは人それぞれ考え方の違いはあれど、
当たり前のように身体を部分ではなく全体で捉えています。
整体師でもトレーナーではないという方。
こうやって考えるには確かに知識の経験も必要ですが、全く無関係の話ではありません。
皆さんそれぞれ1つの身体を持っていますよね。
身体はチームで動いていてまたそのチームが複数存在し一つの国家を成しているということ。
現象だけ見ていてはいけないということ。
まずはこれを知っていただきたい。
身体はチームプレー。
それぞれの部位がそれぞれに得意な仕事があります。
動くことが得意
安定させることが得意
細かい繊細な動きが得意
早い動きが得意
じっくり力を出すことが得意
栄養を供給することが得意
外敵から守ることが得意
司令を出すのが得意
体温を調節するのが得意
しかしそれぞれがサボっていたり、
得意ではないことをさせられていたり
配置が適切でなかったり
過剰に働かされていたり
士気が下がっていたり
適切な休息や栄養が与えられていなかったり
こういったことが起こるとチームにはエラーが生じます。
身体は基本正しく働けるようにプログラムされているので考えることもありませんが、
今は生活環境の変化よって特にエラーが生じやすくなっています。
身体を変えていくことが必要な場合もあるし、
食べるものを変えていくことが必要なこともあります。
生活環境かもしれないし、習慣かもしれません。
具体的な対処法などはとてもパーソナルなものなのでここでお伝えするにはリスクがあります。
ぜひ専門家に身体を見てもらうことをお勧めします。
その際にこの人はちゃんと全体で身体を見てくれているか?
そこがまずは大事になってきますので、ぜひ参考にして見てください。
最後に私がお伝えしたいことは、
身体をもっと労ってあげてほしいということです。
身体はそれぞれの部位、細胞が協力して働くことで営まれています。
チームでもあるし、一つの企業、国、社会のようなものです。
労ってあげると身体はそれに応えてくれます。
身体にはまだまだ可能性があります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。