遠距離恋愛アレルギー
広い部屋でただ一人酒を飲んでいると、おセンチな気分になるときがある
むかしむかし、酒を呷りながら書いていたnoteのことを思い出す
始まっている時点で「終わり」は来るし、その「終わり」がハッピーエンドとは限らない
現代において通信技術が発達しコミュニケーションの懸隔がなくなりつつあるとはいえ、結局物理的に離れている
向こうが大丈夫でも、自分が無理なんだ、自分が耐えられない
自分「みたいな」人に縛られてしまうのはあまりに可哀そうだ、というのは非常に残酷だ、だってその自分を好きになってくれた人がいるはずだから
そして「好きになってくれた人」が原因ではないのだから
しかし、謙遜どころかただの卑屈な自分が顔をのぞかせる
遠距離恋愛になると、よくて月に1度、下手したら数か月も会う間隔が空く。そんな関係に縛り付けられている君を救うことはできない
遠距離恋愛という選択肢は、合理的な手段ではない。
時間とコストをかけて、支払ったものに見合わない時間だけ会える。そんな非合理的なことなんて、ない。
自分が好かれるという経験があまりないし、何かの間違いなんじゃないかと考えてしまうことが多い
それは自分に自信が無いからだし、成功体験が希薄であるから
好意を寄せてくれるひとなんて皆無に等しいと思っているから
確かにフォロワーには恵まれていると思う
しかしそれと恋愛感情って別腹だもんね
今でも相手を信じることが怖い。「信じられない」とは少しだけ違う
信じられないのは自分自身。
相手は信じているのかもしれない。でもその事実を信じることが非常に苦手である
自分ですら信用できないのに、相手が自分を信じてくれているなんておこがましく感じてしまう
自分自身に問題がある
結局、自分自身の問題から抜け出せない
あとは“帯広”のせい
“帯広”にかなり振り回されている、その上フラれている
“帯広”を知らない人に概要説明をしよう
むかし、東京と帯広の間で遠距離恋愛をしていた
1年半くらい前にフラれた。享年3年3か月
別れ際に話を聞いた
「3か月くらい前から、なんとなく合わないな、みたいな違和感を感じていた」
いやその1か月前に逢いに行ってるんですけど
基本的に逢いに行く側の旅費負担であって、基本的に逢いに行っていたのは私
つまり往復の航空券代は自費
いくらすると思ってんの
何回行ったと思ってんの
って思って今調べた
「とかち帯広空港」を7旅行くらいで使っている、つまり7往復くらいはしている
プラス札幌旅行×2。もう考えたくもない
それで「レベルの高い人と付き合いたい」なんて言われた日にはもうダメ、アレルギー反応を起こしてしまう
蕁麻疹が出て、酒を飲んでもそれが収まらないんだ
でもまあ、「だいたい自分をおさえろ」って書かれてるし、その通りにしよっか
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