恋敵
ボクが
負けたのは
その彼なんだね
ボクには
無いモノを
持っている人なんだね
恋をするのに
理由なんて
必要ないけど
ボクが君を
好きになった様に
君は彼を
好きになったんだよね
だけど
どうしてなんだろう
何がどうなっているの
ボクが
好きになった君と
彼を
好きな君は
どこか違うんだ
ボクの
隣にいた君は
しっかりしていても
どこか細くて
ボクがら
守らなければならないと
想う女性だった
だけど
彼の隣にいる君は
守られていなくて
守っていて
彼を掌で
転がす様にしていた
まるで
姫君が女王様にでも
なったみたいに
変わった
なのに
ボクの前では
また姫君に戻る
ボクを
選ばないのは
いつだって
誰にでも
優しいから
すごく
愛されて
幸せになれるだろうけど
他の誰かにも
その優しさが
向いているかと
思ってしまい
自分が嫌な女に
なってしまう
そんな気がするからと
君は言う
ボクにとって
ホントに
好きで
優しく出来るのは
君一人だけなのに
だけど
ボクが
好きになった
君が
好きになった
彼なんだよね。。。
ボクにとっては
恋敵だけど
君の幸せは
そこにあるのなら
それが君の望みなら
ボクは
ただ
君を
見守る。。。。