女性に対する暴力をなくす運動
11月12日から25日は女性に対する暴力をなくす運動期間。
パープルリボン運動を知ってから、毎年、この時期、私は幼少期のことを思い出して結構つらくなったりしています。トラウマです。
私の父親は、20代~30代前半ぐらいまで?
いわゆる昭和の父親キャラ。
頭に血がのぼると、暴れだすというか。
人に当たったり(私が小さい頃はDVも)、モノに当たったり。
喧嘩が始まるとモノが飛んだり、壁に穴が開いたり 汗
いまでも実家にはその痕跡が。
いまでは完全に笑いのネタ。
そんな激しかった父親もさすがに年齢とともに、穏やかになりました。
ある時期から、全くキレなくなりました。
2013年4月、67歳の誕生日を迎えてすぐ亡くなりました。
JAGESの研究データによると、DVを見て育つと、そうではない人に比べると認知症になりやすかったり、高齢期の医療費がかなり高かったり、いろんな影響が人生を終えるまで続くことを知った。
これは多くの人に知って欲しい。
脳が委縮してしまう話もある。
私も小さい頃、親の激しい喧嘩を見て育ったことからか、小さい頃の記憶がほとんどない。これは長女の私だけ。
残っている記憶。
私が泣けば、親の喧嘩がおさまるかも、
と思い、喧嘩が始まると泣いていたこと。
当時、周りから、神経質な子どもになると言われていたよう。
(これは父親が亡くなった際、親戚から言われた)
記憶は残っていないけど、トラウマだけはしっかり。
人の顔色を窺ったり、自分の意見を言えなかったり。
ここは年齢とともに、少しずつ図太くなれている、そんな気はしています。
最近、ハフポストで発達障害の特集が。
小学生の甥っ子が発達障害を抱えているのですごく参考になる。
また、発達障害の記事を読んでいると、トラウマを抱えている自分にも共感できる内容がよくある。
脳が委縮していたりすると大なり小なり何かしらの障害を抱えていてもおかしくないのかな?とか勝手な想像。
マイノリティの人たちが、マジョリティの人たちのなかにポツポツと分散して入ると、居場所がない場合があります。例えばインクルーシブ教育では、たくさんの定型発達の子どものなかに、発達障害のある子も入れて『そうするときっと楽しいよ』と。すると当事者は、『楽しくないわけではないけれども、ここって本来の居場所でもないよな』と、疎外感のようなものも味わうわけです。
自分の居場所とか、心理的安全性を、他の人より求めてしまうのは、上記のトラウマからなのかな?
時々、自分の思考癖について反省するけど、トラウマからきているものだったら、少し自分を甘やかしてもいいのかな、と最近、思うようになった。
こんな自分をまずは自分自身が受け入れ、受け入れてくれる人たちと一緒にいるのがベターなんだと思う。
まずは、自己肯定感を少しでもあげる、そこからスタートしよう!!