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アシタスタイルアカデミー野外活動「階段クラブイベント」の目的について

(2024年4月23日の記事です)

アシタスタイル代表、井手口です。

去る4/14(日)は、東京で「階段クラブイベント」を開催しました。

募集が始まると早々に満席!
増席後も、即、満席!!
企画したあき子マネージャーはそれはもう大喜びでしたし、ご参加の皆様が、もれなく「楽しかったです!」「また参加したいです!」と仰ってくださって私も大変嬉しかったです。ありがとうございます(^^)また、一緒に歩きましょうね!

さて、そもそも、「なぜ ”階段クラブ”をやるのか?」ですが、その意味や目的がいろいろとございますので、書き綴っていきます。

その1:坂道や階段の昇り降りは足の機能を取り戻す近道だと知っていただくため

暮らしの中で、つい坂道や階段を避けてしまう現代人。
ですが、それを行っている身体に言わせると「平坦な道ばかり歩いていてもつまんないなぁ」なんですよね。

しかも、アスファルトやコンクリートが敷かれた硬い路面なんて足にとっては最悪じゃないですか?

「平行移動」では、地面を自然と、足裏の面で捉えます。片や「垂直移動」では、地面を、足ゆびで捉えようとします。
例えば、足のゆびを使う動き、砂浜や芝生、土の上を裸足で歩く。ボルダリングをする。山に登る動きなんかは、凄く足のゆびを使うんですよね。

ですから、「階段クラブ」の名の通り、イベントで歩くルートの中には、階段や坂道を適度に組み込んで、足をしっかり働かせることで、身体の機能回復を目指しているんです。平坦ばかりじゃなくアップダウンがあると、動きに抑揚が出ますし、身体としては「野生だった懐かしいあの頃」を思い出し、さぞ喜び、面白がっていることでしょう(^^)

その2:井手口と一緒に長時間歩くことに意味がある

「階段クラブ」は「歩いて身体を整える」をリアルタイムで行うイベントです。

今回も、歩き始める前の自己申告で
・左膝が痛むSさん。
・右足の母趾球が痛むYさん。
・小趾の付け根が痛むYさん。
・シューズのベロが外へ流れるRさん。

歩いている途中では
・左股関節に痛みが出てきたKさん。

など、皆さん、それぞれに良きタイミングで、私と一緒に歩きながら「なぜ痛みが出るのか」「その痛みを無くすためにどうするか」足の構造から身体の構造、身体の動きの仕組みと使い方を、イメージしやすいようにわかりやすくお話しつつ、歩き方を変化させていきます。

すると
・左膝が痛むSさんは、歩いている途中から膝の痛みが無くなりました。
・右足の母趾球が痛むYさんは歩いている途中から母趾球の痛みが無くなりました。
・小趾の付け根が痛むYさんは時々、靴の着付けをし直しながら乗り切りました。
・シューズのベロが外へ流れるRさんは体幹を感じながらの歩き方の工夫で乗り切りました。
・歩いている途中で左股関節に痛みが出てきたKさんは体幹を感じながらの歩き方の工夫で痛みが無くなりました。

そんな風に、井手口と一緒に長時間を歩くと、皆さんが、あったはずの痛みが消えたり歩きやすくなったりという結果が待っています。
サロンのお部屋の中で身体のお稽古をするのとは動きもぜんぜん違いますしね、予め準備してきた動きを確認しながら、歩き続けることがポイントなので、階段クラブ当日は、アシタスタイル・メソッドの実践編であり、効果的かつコスパ最高なイベント!というわけです。


その3:適正歩行の効果実証

イベント中は、休憩を除くと3時間ほど歩きますから、このイベントへの参加は、まぁまぁな体力を要します。さらに、痛みが生じるような歩行や痛みを庇いながらの歩行では歩き続けられません。

従って、長時間、長距離を「無理なく」かつ「楽に」かつ「疲れずに」歩ける状態とは、歩行が最適化している証拠でもあるんです。

(歩行の最適化については過去記事を参照してください。→「5時間歩き続けて身体に起きた、いい変化」)


階段クラブイベントは、真夏を避けて今後も定期的に開催していきます。
今後は人気イベントになりそうですし、嬉しくて、とっても有難いです。

この度ご参加くださった皆様ありがとうございます。
ご参加できなかった皆様、また次回、ぜひご参加くださいね!

最後までお読みくださりありがとうございます。
それではまた!

足と歩行の未来開発ラボ:アシタスタイル


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