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愛をこめる、愛が伝わる
先日に伺った、根津美術館は、隈研吾氏による建物も気に入っています。
そして、私が、建築に興味を持ったのは、だいぶ前にアメリカで見た、フランクロイドライト作の住宅がきっかけでした。
たしかウィスコンシン州にあった建物で、入り口から、奥の部屋に続く廊下を通り、少し狭くなった入り口から部屋に入ると、大きな窓が出迎え、一気に視界が広がる工夫がありました。また、窓枠は、子どもが腰をかけられる程度に低い位置となっていました。その設計から、視界が広がりに誘われて、喜んで窓へ向かうであろう、ワクワクした子どもたちが見える気がしました。
これがきっかけで、それまで建築に抱いていた、「素材と数値の掛け合わせで、淡々と作られるもの」という印象から、「素材と数値に愛を込めて有機的に組み合わせるもの」に変わり、建物を見ることが楽しくなりました。
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