江戸絵画の華&出光美術館

今年の1月から3月にかけて、出光美術館で展示されたのは、「江戸絵画の華」と称したコレクションでした。　そして、ここで初めて、コレクションを寄贈したエツコ＆ジョー・プライス夫妻の名前とプライス財団の存在を知りました。
 
そのジョー・プライスさんですが、今月、93歳で亡くなったとのこと。

https://www.yomiuri.co.jp/culture/20230419-OYT1T50049

記事によると「1950年代から若冲などに魅せられて収集。来日時に出会った悦子さんと結婚後は２人で収集を進め、研究と紹介のため財団を設立。ロサンゼルスの美術館に、日本美術の展示施設「日本館」を建設するため尽力するなど、若冲らの再評価と江戸絵画ブームに貢献した。」とのことでした。出光美術館は、2019年に作品を収蔵し、2020年に同じタイトルで展示を行う予定も、新型コロナにより、2023年にようやく開催の運びとなったようです。
この展示終了のタイミングで、プライスさんが亡くなられるというのも偶然ではないように思えます。

なお、作品は、前期後期に分けて展示され、どちらも見応えがありました。

またの機会を楽しみに待ちたいと思います。