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シリアと周辺国の衣装@岩立フォークテキスタイルミュージアム


シリアとその周辺地域の染織作品を見ました。
ここにも日本のような絞りの技術があり、その歴史は、5、6世紀からとのこと。

また、パレスチナの衣装では、胸の部分に細かな刺繍がさしてあるものがありました。それは、魔除けや吉祥を意味し、そして、どの民族かの判別にもなること、さらには、布の補強にもなっているそうで、実用を兼ねた美しさを感じました。

いま、この地域は、難しい状況にありますが、よくなることを祈りつつ、私は、こちらの人々が、もともと持っている感性、これからも続いてほしい技術や文化の方に、目を向けていきたいと思いました。

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