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段位戦前に習得した技術

どうも、まさちきです。
今回は前回(https://note.com/masachiki/n/n699567120522)紹介した書籍・サイトの中で、どの書籍からどれくらい習得した(と思っている)か、どこを勉強したほうがよいと思っているかを書きます。僕の主観が結構入っているのでご了承ください。

今回も前回紹介した書籍・サイトがすべて出てきますが、個人的には、

・ウザク式麻雀学習牌効率(なるべくすべて)
・新 科学する麻雀(大体で良い)
・デジタルに読む麻雀(大体でよい)
・現代麻雀技術論(一部でよい)

の4つで事足りると思っています。

習得した内容について

麻雀の技術を下記7項目に分けました。それぞれについてお話していきます。

1. 牌効率(ウザク式麻雀学習牌効率、現代麻雀技術論)
2. 手組み(現代麻雀技術論、麻雀 魔神の読み)
3. 押し引き(新 科学する麻雀)
4. リーチダマ判断(新 科学する麻雀)
5. ベタ降りの手順(現代麻雀技術論、科学する麻雀)
6. 読み全般(デジタルに読む麻雀)
7. 点数状況判断(現代麻雀技術論、麻雀 魔神の読み)


1. 牌効率

僕が習得できてそうな内容は下記です。
・<ウザク式麻雀学習牌効率>の第4章までの80~90%ほど(ウイング系は放って置いてます…)
・<現代麻雀技術論>の1.1節の簡単な部分、1.2~1.5節の80~90% (1.3、1.4節は2. 手組みと重複します)

<ウザク式麻雀学習牌効率>だけで基本はオッケーだと思います。これを読んで理解すれば連続形やターツの比較ができるようになるので手なりで進めるのはかなり迷わずできるようになると思います。できれば<現代麻雀技術論>の「1.5節 1シャンテン効率」も読むとより理解が深まるかもしれません。
和了率(+打点も少々)に直接関わってくる部分なので一番最初に勉強したほうが良いと思います。
後は打ちながら疑問に思った部分だけ<現代麻雀技術論>を参考にしたり、強者やNAGA、Mortalに聞いてみたり、ということを積み重ねていけば問題ないと思います。余力がある人はウザクさんの何切るとかやると良いかもですね。(僕は本当に最近ちょっとだけ手を付けたくらいです…)



2. 手組み

手組みに関しては正直結構実践や動画等で培ってきた部分が多く、お伝えできることが少ないです。ここで手組みと言っているのは特に序盤(~6順目)にどんな役を狙って進行するか、という話です。

僕が習得できてそうなのは、下記の内容です。
・<現代麻雀技術論>の1.3、1.4節の80~90%
・<麻雀 魔神の読み>の第1章

<現代麻雀技術論>の「1.4節 手役構成技術」に加え、「1.3節 フーロ効率」も読んでおくと鳴きの技術も含めて参考になると思います。
また、<麻雀 魔神の読み>に書かれている安牌を持ちながらスリムに打つ方法も大学時代から聖3途中くらいまでは結構実践していました。僕は手配価値が低い手は2枚以上安牌を持つ、普通なら1枚、よければブクブク、みたいな感じですね。最近はブクブク寄りになってきていますがここでは割愛します。


3. 押し引き

僕が習得できてそうなのは、下記の内容です。
・<新 科学する麻雀>の★2以上のテーマ大体(テーマ10、テーマ14はかなりあやふや)
※他の書籍もありますが、最新のデータを扱ってる<新 科学する麻雀>で押し引きは上書きしたので他の内容は忘却しました。

<新 科学する麻雀>の★3はマストで、★2も結構重要なテーマが多いです。(例えば副露テンパイ時の押し引きでかなり押し有利なことがわかってびっくりします)そして僕も★2を暗記できているかというとできていません。僕が覚えているのは例えば満貫イーシャンテンで両面x2だったら中盤までは無筋でも押す、3900だと微妙、とかのレベルです。ただ、すべてをかっちりここからは押し、ここからは降り、と暗記する必要はないと思っています。(ていうか受験勉強かよ無理だろ)というのも、実際は点棒状況判断によってここの押し引きは下記のように変わります。

・平場ならこれは押しだけど、点数を持ってるから降りる
・普通なら降りだけど、ラス目につき押すしかない

<新 科学する麻雀>には様々な点棒状況における局収支が書いてありますが、平場ならこれくらい、というのをできる限り多くのパターンについて覚えておいて、実践ではそれを臨機応変に活用するのが良いと思います。特に我々はラス回避ルールで打っているので多少引き寄りに修正するといいかもしれません。
ちなみにこの本を読んだ結果、僕はテンパイするとほぼ絶対降りないマンになっています。3900は待ちが悪くてもゼンツ、2000も両面はゼンツ、親番はゼンツ。(これでもちょっと引き寄りになったんだよ…)

※僕の成績を見てもらうと放銃率が約12%で、特に副露への放銃が多いです。まだ吸収しきれていない対副露の押し引きの精度を上げれば11~11.5%くらいにはできる気がしています。王座で負けないようにこれから覚えます…
みんなは頑張って覚えてね!


4. リーチダマ判断

僕が習得できてそうなのは、3.押し引きと同様で、下記の内容です。
・<新 科学する麻雀>のほぼ100%(テーマ1~5)
読めばリーチがこんなに強いんだなと衝撃を受けると思います。ただ、僕は子の愚形リーチのみはあまり打たないようにしています。リーチドラ1でも追っかけリーチを受けると嫌ですよね。「あ~~こんなクソ待ちでごめんなさい、僕が悪かったです~~」ってなります。放銃したら死にたくなります。局収支で言えばリーチのみであろうとかけるべきなんですが、ちょっと割にあってる感じはありません。
ということで、僕は基本的にリーチのみは下記の待ちで手変わり、打点上昇がないときに打つバランスにしています。(本当はそんなかっちりしてないだろ
・カンチャンなら23, 78の待ち
・シャンポンなら少なくとも片方は1~3, 7~9, 字牌の待ち


5. ベタ降りの手順

僕が習得できてそうなのは、下記の内容です。
・<現代麻雀技術論>の2.2節 オリの技術
・<科学する麻雀>の第3章7~9

特に<現代麻雀技術論>の下記リンク先に書かれているような、危険度の表を覚えることは大事です。

また、こちらのサイトもかなり参考になります。間四ケンや裏スジ、またぎスジの放銃率まで書いており、他の無スジと比較して危険度が上がらないことが分かります。

基本的には統計的に放銃率が低い順に牌を切っていくだけです。スジ37以上の安全度の牌が尽きた場合は、よく言われているようにトイツの牌を切ったり、19牌を切ります。
あとは同等程度の危険度の牌を切るならば形式テンパイが取れるような切り順で切っていく、追っかけリーチに備えて対リーチ者のみの現物から切り、共通現物は蓄えておく、くらいでしょうか。


6. 読み全般

僕が習得できてそうなのは、下記の内容です。
・<デジタルに読む麻雀>の60%くらい
※<麻雀 魔神の読み>にも書いてありますが、重複するので割愛します。

まず大前提として、読みは難しいくせにあまり成績に直結しません。これは読めない場合が多く、読めても押し引き判断で結論が変わらないことが多いからだと思います。(書籍にもそんなことが書いてあったはず)
特にリーチの待ちなんて全くわからない場合がほとんどです。ただ副露だけは結構読めます。僕はまだまだで、上記の本を読んで実践できているのは、

・危険なゾーンの読み
・副露時の打点読み(役読み)
・副露時の手出しによる待ち読み
・特殊なケースのリーチの待ち読み
(赤5切りリーチ、5が切ってあっての7切りリーチ等)
・序盤の捨て牌による山読み

くらいです。
食い延ばしはまだあやふやですし、手出しツモ切りはほとんど見れてないですし、1副露相手の速度も読めていません…(たまに当たる1副露の隠れドラ3は許しません)

ただ稀にほぼ1点読みできるときもあり、その結果押しまくってあがれたりすることもあるので個人的にはこれから勉強していきたい分野ではあります。玉の間では正直読めなくても押し引きがしっかりしていれば大丈夫では…?とも思っていますが、勉強するか否かはおまかせします。


7. 点数状況判断

点数状況判断について僕が勉強したのは下記のとおりですが、段位戦を打ちながら自分で勝手に判断を追加してきた部分も多いです。
・<現代麻雀技術論>の「第4章 点棒状況判断技術」の30~40%くらい
・<麻雀 魔神の読み>のその5~9の90%くらい

上記を読んで頂くのがいいと思います。うまく紹介できないです。
一応僕が意識していることを書くとこんな感じです。

・ライバル(点数が近い相手)とラスの親は安手で流す
・自分がトップのときは引き気味に、ラスのときは押し気味に押し引きを変える
・自分がラスで点数が凹んでいる(3着と10000点以上の差とか)ときは安手は作らず満貫以上を狙う
・南3で3着以上の場合、ラスに落ちないように引き気味にする
・オーラス着順アップ満貫ツモ条件にするようにラス前は振る舞う
・オーラス役あり和了りトップはダマる

特に南3でラス目、着順アップが見込める手が来た場合はほぼほぼ全ツッパしてます。(オーラス満貫ツモ条件が残るならその限りではない)


最後に 次回の内容について

ここまで情報量が多くて大変だという方も、これくらいの内容ならもう知ってるよという方もいらっしゃると思います。
前者の方は、安心してほしいです。読書が得意でない僕でも一応ある程度勉強できています。僕が社会人で読んだ3冊を読めればなんとかなるはずです。新 科学する麻雀にいたっては読みきらなくて大丈夫です。
後者の方も大丈夫です。ここに書かれているような内容を理解されているのであれば、僕と同等かそれ以上に知識はあるはずです。もしそれで玉の間の結果が奮わなかったのだとしたら、打数が足りていない(下振れているだけ)か、メンタルがやられて打ち方がぶれているか、知識の使い方(読みに頼りすぎる、局収支に特化しすぎる等)が間違っているか、という話だと思います。

今回の内容が1つでも玉の間を登る人たちの助けになればうれしいです。

次回は実際の僕の打ち方(序盤、中盤、終盤それぞれの打ち方、実例)をちょっとご紹介しようかと思います。


それでは、また


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