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いくつでも、ぶっ飛んでればいいんじゃないか。
近年の映像作品を見ていて、「スッゲー」って感動する作品は50代以上の方が作っていたりする。もちろんそれに限らず感動するのはあるけど。
好き嫌いは別として、シン・エヴァに到達した庵野監督ももう還暦過ぎだし、そもそも宮崎駿だって押井守だって、評価されたのはかなり歳をとってから。
映像の世界は、学ぶ範囲も広く膨大で、他ジャンルに比べると関わる人が多いゆえ、経済的な事情も複雑に絡む印象がある。そういう色々な事情に変に折り合いをつけず、長い年月積み重ねた人だけが残っていくような世界なのかと思うと、気が遠くなる。そりゃ、監督としてのピークは50代以降とかになるよなぁ…なんて思っていたところでJUNKHEADを観た。
JUNKHEADの監督も40歳から10年近くを費やして作ったそうだ。上記のように、非常に複雑で名を馳せるためには、相当な下積みが必要なのではないかと思っていた映画・映像業界で、素人からほぼ一人で作ったということで、心より驚くし、今40代になった自分にも喝を入れてもらったような気分だ。(造形自体はお仕事でやられていたということを差し置いても凄過ぎた。)
なんかこう、考え過ぎないでぶっ飛んでりゃいいのかも知れないなと思わせるだけの作品で感動しかありませんでした。すごい。続編も心から期待しています。
ちなみに、40過ぎてから新しいことをやろうとすることは、なるべく一人でトライしたい気分はめちゃくちゃわかる。
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