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ニール・ヤングSpotify撤退は意外と大きい。CD-Rの復興。

ニール・ヤングがSpotify撤退した。まぁ詳しくは以下を。

結局、既存のプラットフォームに公正を望むなら…自前のフォーマットでやるしかないってことだと思う。むしろニールヤングはハイレゾ音源配信サービス Pono MusicとかやっていたからSpotifyでも配信していたことに驚いた。撤退するスピードはかっこいいと思いつつ、Pono Music始める時にSpotifyディスってたなら、そもそも配信しなきゃいいじゃんって思ってしまいました。

今後、信用のある活動をしたければ、
①今ある既存のプラットフォームを使わない
②信用できそうなプラットフォームを次々と乗り換えて生きていくって
2択。

意外と①の方が楽ちんかつ、すごく面白いことが色々できそう。

意外とCD-RとかUSBとかすごく小さく"データを販売できるリアルな媒体"とメールとかSNSを活用して直接金銭のやり取りでミニマムなプラットフォームにするってのが、長期で活動できるフォーマットとして面白んじゃないか。ここにきて意外とCD-Rの流通が熱くなってきたら笑います。
なんかグレイトフル・デッドのライブテープを回し合うみたいな。なんていうか、あるアーティストのフィジカルなモノ…そのものが、通貨と紐づく…みたいな。これなら、金相場みたいなもんで、現物を担保に価値を創造できたりしそう。しかも小さなコミュニティで実装したらやりようはいかようにもありそう。ちなみに、こういう小さなコミュニティ単位での商いの先にこそ、良くいう分散があると思っています。

NFTとかもあるけど、ブロックチェーンで所有の証明ができても、所詮プラットフォームありきだし、現状はちょっと価値が揺らぎ過ぎ。あとは、市場原理からスタートして、もはや文脈みたいなものができてきているのが、ちょっとゲンナリする。個人的に面白いと思うもの・欲しいと思う作品がないので推せないかな。僕の中では投資としてしか機能していない印象かな。

なんか、②は、プラットフォームの選定とか、登録とかに時間を割くのが勿体無い。
今回みたいなネガティブなことがあると、信用をすこーしずつ削っていくリスクもある。なんか、調子いいプラットフォームだけ渡り歩くのも、かっこいいことじゃないので、長期的には信頼を失うと僕は思います。セレブとばっかり合コンする人みたいな…?違うか笑。
何より、アーティストの端くれとしてはなんかフィジカルになることに比べたら、喜びも少ないんだよな。

というわけで、これからは、CD-RとUSB販売熱いかもしれない。

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泉水マサチェリー
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