性愛なのか?母性愛なのか?情愛なのか?
対象が異性でも、同性でも構わないんですが、あなたの相手への愛は、どんな形なんでしょうか?
私が夏に聴きたい、どちらかというと夏の終わりに聴きたい曲があります。私はその曲の愛の形が、イコール好きになる人に向けての愛の形が多いです。
家族でも、子供でも、大好きなアーティストや応援したい人に対しても。
全て「母性に近い愛」です。
松任谷由実 「守ってあげたい」です。
遠い夏 息をころし
トンボを採った
もう一度あんな気持ちで夢を捕まえてね
とか、
日暮れまで土手に座り
レンゲを編んだ
もう一度あんな気持ちで夢を形にして
という歌詞がまさに自分の愛情の原点だなと。心に響きます。
自分の愛をドンドンぶつけるのが、元から苦手というのもあるんですが、心のイメージは「ふんわりその人を抱きしめる」だと思います。
子供だけでなく、恋愛対象になりうる相手でもです。
例えば、SNSが当たり前になっている昨今、ネットを通して憧れの対象を身近に感じ、直接応援を投げかけたり、返してもらえます。
実際私も応援させてもらっている方々は、何人かいます。コメントを書いたりした時、イイねをしてもらい喜んだりもします。
人気が出てきて愛されるばかりに、ついつい愛情表現に熱が入りすぎたファンが出てきて、悩まれる方々がおられます。
「自分がこんなに愛を注いでいるのだから、きっとあの方も同じなはず!」
これは「恋」であって、「愛」ではなく、「相手からの見返りを望まず、自己義勢も厭わない」ことが愛というらしいです。
そうはいっても、「好きな気持ちは止まらない!おばさんは何いってるんだ!引っ込め!」と愛情を表現される方もいるかもしれません。
私がこんな考えになりかけたら、こう考えて抑えています。
「今の自分は、憧れのあの人に外出先で偶然会っても、平気な身なりや中身の自分だろううか?」と。
すると「こんなことコメントしたり、マイナスなことを相手にぶつけている今の自分は目の前に出てきても、好かれるわ!」という相手好みの自分じゃないことに恥ずかしさを感じ、
「こんなことしてるより、勉強しよう!」とか、「あの人の好みの服が着れるように、ダイエットしなくちゃ!」と方向転換できるはずです。
子育ても似ています。なんなら、夫婦間にも応用できるかもしれません。
全部が全部、自分のせいだと思うことはないですが、「相手にばかり文句を言い続けたり、怒ったりして疲れた」「もう!むかつくことばかりだわ!」
というのなら、まずは落ち着いて、この曲を聞いて下さい。
そして自分を鏡で見てみましょう。どんな自分が映ってますか?相手を思う自分が微笑んでますか?
推しのあなたも、笑っていますか?そうであることを妄想して(笑)
私も今日を心に「守ってあげたい」をテーマソングに心を落ち着けて過ごします。
So, you don't have to worry worry
守ってあげたい
あなたを苦しめる全てのことから
'Cause I love you
守ってあげたい
秋めいてくるとユーミン聴いてしまいます。そんな一曲を選曲できる自分は昭和のよきタイミングに生まれたなと感謝しています。
見えない誰かを思う、相手の気持ちを鑑みるそんなお勧めの一曲です。
今回も最後まで読んで下さってありがとうございます。