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世の中は偶然に満ちている

『世の中は偶然に満ちている』これは赤瀬川原平の著書のタイトル。一昨日図書館で借りてきて、昨日パラパラ読んでみた。 僕は偶然が好きだ。偶然を信じてると言っても良い。偶然の影響を好んで受け入れて生きている。予想外のタイミングで発生して、突如として運命の軌道を変えてしまうもの、それが偶然だ。 僕はマイアミという名前で活動している。ちょっと変な名前だから初対面の時は、相手も僕も困ることがある。たまに、名前の由来を聞かれるけど、「由来」という程のものは特にないから、その都度、返答に

    • 座談会「市民と保育〜松田道雄を補助線に」文字起こし

      座談会「市民と保育〜松田道雄を補助線に」2023年11月19日15:00〜18:00@京都芸術センター「フリースペース」にて開催された、2023年度Co-programカテゴリーC、京都芸術センター(KAC)、吉野正哲による共同実験、リサーチプロジェクト「Cultural Canal Curriculum 〜文化の運河、あるいは河童曼荼羅」(以下CCC)のクロージング・イベント。(表紙写真 蒼光舎) 登壇者 第一部企画者による座談会の概要説明 吉野 皆様、本日はお集まり

      • WORLD PEACE FOR LIFE PROJECT・日本国憲法前文Google翻訳シリーズ「イ」

        イタリア語ver Costituzione del Giappone (Preambolo) Il popolo del Giappone, agendo attraverso i suoi rappresentanti debitamente eletti nella Dieta, assicura a noi e ai nostri posteri i frutti dell’armonia con le altre nazioni e le benedizioni

        • WORLD PEACE FOR LIFE PROJECT・日本国憲法前文Google翻訳シリーズ「ア」

          ※記事はご自由にコピペ、拡散、ご利用下さい。 アイスランド語ver Stjórnarskrá Japans (forsaga) Íbúar Japans, sem starfa með réttkjörnum fulltrúum sínum í þjóðarráðinu, tryggja okkur og afkomendum okkar ávexti sáttar við aðrar þjóðir og blessanir frelsis um allt land o

        世の中は偶然に満ちている

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        • WORLD PEACE FOR LIFE PROJECT
          2本

        記事

          「Cultural Canal Curriculum〜或は、河童曼陀羅」非公式レポート

          イントロダクション 京都芸術センターとリサーチ事業を行った。共同実験だ。企画が通った。色んな事をリサーチして、最後は、河童曼陀羅として展示する。1から新しい事はやらない。誰かが既にやっていて、忘れ去られてしまったものや、記憶に新しいものも混ぜ合わせて、文化の運河を作る。企画名はカルチュラルカナルカリキュラム(以下CCC)だ。これはそのレポートだ。どんなレポートか?例えるなら「中小レポート」の様なレポートだ。全市民を巻き込んだ公共図書館による市民運動だ。知のバケツリレーだ。

          「Cultural Canal Curriculum〜或は、河童曼陀羅」非公式レポート

          CCC公共図書館

          抜粋資料.1抜粋資料.2抜粋資料.3抜粋資料.4(略)私は、はっきりと決心した。 夜間中学の教師だった私は、一応職場に帰るだろう。しかし、解放された機会に私は自らのあらゆる能力と時間を

          CCC公共図書館

          座談会「保育と市民〜松田道雄を補助線にして」の告知

          「Cultural Canal Curriculum 〜文化の運河、あるいは河童曼荼羅〜」 クロージングイベント 11月19日(日)(13時〜18時) https://www.kac.or.jp/events/34437/ ※入場料500円 ワンドリンク付き 演目❶13時〜13時20分 アサダワタルと吉野正哲によるイントロダクショントーク。 ※吉野とアサダによる概要説明の会場ミニツアー。 演目❷13時30分〜14時50分 読書会&ワークショップ参加者を中心にした教育実践記録

          座談会「保育と市民〜松田道雄を補助線にして」の告知

          「Endurance(持久力)〜 本と僕と教育と/Books, Me, And Education」2023年10月14日CreativeMorningsのための原稿。

          2023年10月14日のCreativeMorningsのために書いた原稿を公開します。有難いことに、ご好評を頂くことができ、幾つかご質問も頂きました。その場を主催された方、参加頂いた方、皆様に感謝しています。 「Endurance(持久力)〜 本と僕と教育と/Books, Me, And Education」(原稿) 持久力は創造力と同じく、誰もが持っている力です。今回、わたしが持久力をテーマに皆様の前でお話をするのは、わたしの持久力が特別に優れているから、というわけで

          「Endurance(持久力)〜 本と僕と教育と/Books, Me, And Education」2023年10月14日CreativeMorningsのための原稿。

          「敗北の文化史を文化の運河に」

          選挙に落選、事業に失敗、受験に不合格、就職氷河期、人生絶望地獄。マジ凹む。 しかし、この凹み、何かに使えんやろか?本当に、使い道は、なーんにも、無いのか?その凹んだ、その溝、負けた挫折感で、動かなくなって、そっぽ向いて、お互いに知らんぷりやけど、凹んだところには、水が溜まる。凹んでるから。これをたくさんたくさーん繋いでみたらどうなる?ただの溝が、水路になる。これは劇的な変化だ。 凹んでる奴がたくさんいたら、そこから爆発的なエネルギーが噴出してくる。まさかだが、そのまさかを

          「敗北の文化史を文化の運河に」

          2023年9月16日CCCキックオフイベント@朗読専用劇場rLabo/企画趣旨説明箇所抜粋文字起こし。

          https://www.kac.or.jp/events/34437/ 吉野と申します。よろしくお願いいたします。このような催しに足を運んでいただき、感謝しております。 もういいですか?話し始めてしまって。あ、大丈夫です、はい。今日の催しはですね、今お手元にある、このチラシのイベントですね、 カルチュラル・カナル・カリキュラム、文化の運河、あるいは河童曼陀羅というイベントの「キックオフイベント」として、企画させていただきました。このイベントはですね、どういう事業かと申しま

          2023年9月16日CCCキックオフイベント@朗読専用劇場rLabo/企画趣旨説明箇所抜粋文字起こし。

          「生活のための世界平和」

          【ご案内】 この度、京都芸術センターとの共同実験として、リサーチ事業を行う運びとなりました。 事業名は「Cultural Canal Curriculum」。学校の授業記録である「教育実践記録」をリサーチ、再編集し、その中の爆発的なモーメント「教室という名のフロアが上がった瞬間」 を繋ぎ合わせることで、教育におけるヒップホップを開発してみたいと考えました。 既にリサーチは始まっていて、その過程で松田道雄という明倫小学校(現在の京都芸術センター)出身の小児科医で文筆家だった人

          「生活のための世界平和」

          映画「緞帳のジョーヤラ〜私たちはどこから来たのか 私たちは何者か 私たちはどこへ行くのか」原案

          この物語はフィクションです。 大分県の佐伯市文化会館のホールに備え付けられた緞帳「神の井」が、閉館に伴い引き取り手を募っている。期限は2022年3月1日。常設出来る施設を探すのはその大きさからして困難であった。緞帳の原画の作者の孫に当たる日本画家の菅かおる氏からの緞帳と原画に関するFacebook投稿を読んだ文化従事者が「大切にしたい」と思い、保存の可能性を模索し始めた。 彼は「地振り」という名称で地域振興事業を計画中であった。地域の歴史、文化を地域住民が調べ、それを題材

          映画「緞帳のジョーヤラ〜私たちはどこから来たのか 私たちは何者か 私たちはどこへ行くのか」原案

          図書館とボク

          ボクは主に京都市中央図書館、京都市右京中央図書館、京都市下京図書館を使用している。時々京都市北図書館を使っている。最寄りは下京図書館だが、バイト先への通勤路沿いに他の二つの図書館が点在しているのでそちらの方が使用頻度が高い。出勤時に返却ポストに本を返して、帰り道にネットで予約した本を借りて帰る。最近は京都府立図書館を良く使う様になった。府立図書館は調べ物が出来る席もバリエーションが豊富で建物も古い洋館で雰囲気が素晴らしく良い。素晴らしすぎて申し訳ないくらいだ。居心地最高な上に

          図書館とボク

          運読のすゝめ

           読書感想文が「読書体験」を偲ぶ追悼文だとすれば、読む前の本やレビューを読んで読んだ気になってる本、と言った「既読」ではなく「未読」を中心にした「読みかけ」「積読状態」を、読書における「読む」に均衡する重要な読書状態に位置付けてみたい。  未読状態には逆余韻、前余韻の様な感覚を覚える。競馬の予想を例にしてみよう。競馬は実際に馬が走ってる状況も面白いだろうし重要ではあるが、「予想」にもそれに均衡する愉しさがある。実際に馬が走ってる瞬間、競馬におけるカタルシスは絶頂を迎えはする

          運読のすゝめ

          アーダルベルト・シュティフター『水晶』読書感想〜「建築、岩絵の具と測りあえるほどに」(初出「なしのつぶて」)

           今からここに書かれているのは読書感想です。作者はアーダルベルト・シュティフターで作品名が『水晶』。『石さまざま』という短編集に収められていて、全ての作品に石の名前が付けられています。  「つまらなかった」の一言でも良いので何か書いて欲しい、という、低いハードルを『なしのつぶて』同人(?)の堤あやこさんの方から示していただきました。それよりはマシなコメントは出来るだろう思い、本を送ってもらう事にしました。  本が届いて封筒を開けて手に取りましたところ、なんとも地味な、地味す

          アーダルベルト・シュティフター『水晶』読書感想〜「建築、岩絵の具と測りあえるほどに」(初出「なしのつぶて」)

          「山姥へのサウダージ〜魂の故郷を探して」(初出「なしのつぶて」)

           1945年8月1日、B29大型爆撃機による1時間40分に及ぶ、長岡の空襲を疎開先の郷里小千谷から目撃した西脇順三郎。その翌年から「長岡復興祭」をスタートさせ、やがて、その長岡の空に花火を打ち上げ続けた後世の長岡の人々。2004年10月23日の新潟県中越地震では震源地になり甚大な被害にあった小千谷。中越地震から復興し、2011年3月11日の東日本大震災ではいち早く被災者を受け入れた長岡市。二つの震災と長岡の大空襲と花火大会をテーマにした映画『この空の花〜長岡花火物語』を撮った

          「山姥へのサウダージ〜魂の故郷を探して」(初出「なしのつぶて」)