高橋将章 | Masaaki Takahashi

architect|建築家。愛媛県生まれ。株式会社テントプラント代表。 建築・インテリアの「設計」とギャラリー・スタジオの「運営」のふたつの事業を軸として“ワクワクする場所づくり”の実現に取り組んでいます。

高橋将章 | Masaaki Takahashi

architect|建築家。愛媛県生まれ。株式会社テントプラント代表。 建築・インテリアの「設計」とギャラリー・スタジオの「運営」のふたつの事業を軸として“ワクワクする場所づくり”の実現に取り組んでいます。

最近の記事

SANSUI SAUNA が掲載されました!

昨年、千葉県柏市にオープンした施設「SANSUI SAUNA」が、建築インテリアの専門誌「商店建築」の2024年3月号のサウナ特集に掲載されることになりました(されました)。プロジェクトが立ち上がったのはもう1年以上前になりますが、関係者で原稿をまとめていたところ、限られた誌面の中にはどうも書ききれてない感覚が残り、勝手ながら自身のnoteに残すことにしました。ぜひ「商店建築」の誌面と合わせて、その舞台裏的なものとして楽しんでもらえると嬉しいです。 この施設は、「仕事に子育

    • gallery tentplant 移転オープンしました。

      遅めの新年会と称して、数年ぶりの方にお会いできるなど、肌感覚でコロナ明けを味わう2024年の幕開けでした。そんな1月があっという間に過ぎました。高橋です。 さて、昨年末より移転準備を進めていた北青山の新スペースが今月2月よりプレオープンしました!!とはいえ、まだ準備したいことも残っており、あえて「プレオープン」と呼んでいますが、ここで少し紹介させてください。 立地について 表参道駅徒歩6分、外苑前駅徒歩4分、青山通りから少し入った立地です。表参道・青山エリアにこだわって

      • 笑う門には福来る。

        明けましておめでとうございます🎍 新年もどうぞよろしくお願いいたします。 ここだけの話、三が日フルで熱出して咳止まらず寝込んでました。あまり正月からこういうことになることないんですが、アラフィフ体内SOSが発動されてるのかもしれません。。年末に健康診断行ったら体重が自分史上最重でした。 クソみたいな話はさておき、今年は大きく改革する一年目にしたいと思います。昨年は大変多くの人に迷惑をかけて、また一方で多くの人に助けられ、なんとか今に繋がっているという現実に向き合う一年でし

        • 物件見つかりました。 【契約準備中】

          いやー、もう12月ですか。。1年があっという間ですね💦 、、、ってみんな毎年言うてますが何年言い続けたら気が済むんでしょうか。来年も言うんですか? 高橋です。 前回の更新↓から1ヶ月過ぎました。 大切なお知らせ(2023/10/28) ご報告ですが、新しい展示会スペースの移転先が決まりました。北青山3丁目です。外苑前駅から徒歩4分、表参道駅からも徒歩6分、現ギャラリーと可能な限り同じエリアにこだわりました。まだ契約を終えてないので詳細は伏せますが、とても素敵な建物です。

          ピンチとはなにか?

          自営のギャラリーが閉館して移転先検討中となったことで、いろんな方に話を聞いていただいてます(詳しくは前回の記事へ)。「ピンチはチャンスと思ってがんばります!」なんてことを言うと、ピンチはクイズだ、という考えもあるというお言葉をいただき、アンサーを考える日々を過ごしております、今週の高橋です。 先日、弊社ギャラリーで展示会をしてくださったジュエリーブランドの方から「見てほしいものがある」とのご連絡をいただき、展示会終了後にお話をさせていただきました。とても意外な角度からのお話

          ピンチとはなにか?

          大切なお知らせ。

          いつもご無沙汰しております。 気まぐれでnoteを更新する高橋です。 私がnoteを更新するとき、その動機は大きく二つあります。一つ目は何かを見たり読んだりして心が大きく動かされたとき、です。その時の気持ちを少し先の未来の自分に伝えるために書き留めています。 そして二つ目は、とりあえず誰かに聞いてもらいたい時。それはオフィシャルな発表でもいいんですが、もう少しその状況や心境を温度感持って伝えたい時、です。 今回はどちらかというと、後者です。 とりあえず聞いてほしいことが

          プロジェクトをレンダリングするということ

          突然ですが自己紹介をします。私の名前は高橋将章です。愛媛県生まれ、今年で46歳になりました。A型の蟹座です。職業は設計をやっておりまして、建築やインテリア、住宅やオフィスや店舗、規模やジャンルを問わず様々な「空間づくり」に携わる仕事をしています。 「、、、ん?」ってなるし、いまいち意味わかんないすよね。特に後半。設計やってますって何?と、、。多様化が進んでいる社会で自分の職業や仕事の内容を紹介するときに戸惑う人って結構いるんじゃないかなと思います。この自己紹介は例えばでした

          プロジェクトをレンダリングするということ

          GOI - 誤解を恐れずに言うと-

          花粉症の季節になりました。目の痒みには、マイティア・アルピタットが最適でこの時期手放すことができません。痒みがピタッと止まるのでぜひお試しください。ご無沙汰しております、高橋です。 「女性と建築の半世紀」というテーマで、建築家・長谷川逸子さんのインタビュー記事が話題を集めています。70年代から今に至るまで現役で活躍し続ける世界的建築家が、女性が独立することの厳しさや、パートナーを持たずに国際的な舞台にチャレンジすることの厳しさ、などを生々しくもありながら淡々と語られています

          GOI - 誤解を恐れずに言うと-

          振り返りそしてパト活

          すっかり結露の季節になりましたね。 tentの高橋です。 かなり久々のnoteですが、少し最近考えていることについて書き留めておこうと思います。 我らがtentplantのギャラリー運営は、2017年に外苑前の空き店舗スペースを改装したところから始まり、2020年にはビル解体に伴い立ち退き。2021年に現在の表参道拠点に移転しました。今年、2022年には世田谷区等々力に空き家邸宅を活用した撮影ハウススタジオを開設しました。 おかげさまで、gallery tentplan

          振り返りそしてパト活

          自分が6歳の頃と比べてしまうという野暮な話

          先日あまりに中毒性が高いので娘からゲーム用タブレットを取り上げて二度と触れられないようにゴミの日に捨てました。 そしてこの三連休。 ずっと娘の相手ができる自信もなかったので私のiPad(娘用のゲームは入ってる)を持って帰り解禁したところ、案の定取り憑かれたようにゲームをし続けるわけです。 私「そうやってゲームばっかしてないでさぁ」 (私もかなりゲーム中毒だったので強く言えない) 娘「なんで?」 私「なんで?、、充電なくなるじゃん。」(弱すぎ) 娘「は?そんなの充電すれば

          自分が6歳の頃と比べてしまうという野暮な話

          サロンのような

          少しまた新たな試みをやってみようと思案中です。 マンションの一室を活用したギャラリースペースは4シーズン2年ほど続けてようやく少しずつ知っていただけるようになり、繁忙期は予約でいっぱいになるような月もできてきました。 そして最近はひょんな出会いで木造の一軒家を撮影スタジオにして運営し始めましたが、その撮影スタジオを二毛作的に少し別の活用ができないかと考えています。 等々力のstudio tentplant 頭の中にアイデアは色々あるのだけど、自問自答を繰り返し、これと

          場をつくってみたい方へ

          「何かに使えませんかね?」 しばらく空き家だったのだろうと思われる物件の写真と共に、漠然とそんな相談を受けることが最近増えてきました。「ギャラリーやってます。スタジオ始めました。」とかテキトーなこと言い散らかしてるからだと思います。(本人はいたって真剣です。) 相談元は不動産の方だったり工務店の方だったり設計事務所仲間だったりと色々です。 私に言ってくるくらいだから、大体のものはなんともならない無茶振り物件が多いです。きっとその前にいろんな人に相談してるんでしょう。

          場をつくってみたい方へ

          父へ

          お盆ということもあり、個人的なことを少し。 私は14歳の時に父親を病気で亡くしました。 45歳でした。父は陽気な陰キャで、人前では張り切って下ネタを連発しますが、家では物静かで映画を見るか、釣りばかりしてました。趣味は違いますが、概ね私と似ています。 ある日、父に釣りに誘われたことがあり、どうしても行きたくなかったので友人と遊ぶ約束があることを理由に断ると、友人の釣竿やらリールやら道具箱まで一式を(私のもセットで)買い与えて友人ごと連れて行く、そんな父親でした。 その後

          根付かせるということ

          友人が設計した住宅の見学会に娘(6)を誘ったら「写真でよくね?」と言われました。おはようございます。高橋です。 さて、最近は運営するスペースのメンテナンスに入る機会が多くなりました。猛暑の中、スタッフの皆には頑張ってもらっていますが、メンテが増えるということは代謝が増えていることで、健康的だと受け止めています。 表参道のギャラリーでは草刈り、什器の修理、壁の塗装、庭にコンクリートの平板敷きなど。等々力のスタジオでは、ひたすら掃除と草刈りと虫の駆除。どちらも庭があるので大変

          根付かせるということ

          図々しくひとの家を使うということ。

          背中にじとーっと脂汗をかく毎日が続いています。皆様いかがお過ごしでしょうか。 ひょんな出会いとご紹介から、世田谷区の等々力で撮影用ハウススタジオの運営なるものを始めました。 130平米ほどの木造2階建の庭付き戸建住宅です。既に2年ほど空き家だった状態で、内装設計のお仕事をされていたというオーナーさんの嗜好が詰まりに詰まった一軒家です。そのこだわりは窓やドア、壁紙などはもちろん、家具、タイル、バスルーム、テラスまで、良くも悪くも一貫性のない?自由気ままな設計が散りばめられて

          図々しくひとの家を使うということ。

          “studio tentplant “ オープンのお知らせ

          久々すぎる投稿は新プロジェクトのお知らせから始まります。 ご無沙汰しています。tentplantの高橋です。 この度、2022年6月より世田谷区等々力にて撮影向けハウススタジオをオープンしました。 こちらですが、当面は撮影スタジオとしてご利用いただく予定ですが、私達としては「閑静な住宅街の一軒家」というこの立地と条件を生かして、スチールやムービーの撮影に限らず、アパレルブランドやアートクリエイターの方々にも、展示会イベントの会場として使っていただけたら嬉しいなと思い、日々

          “studio tentplant “ オープンのお知らせ