『Heart & Sacrifice / Sweet & Lynch』リスニング・パーティ・レポート的レビュー
1.Heart & Sacrifice
いきなりの2バス!ヽ(゚∀゚)ノ
やはり、歌メロはどうにも心許ない部分があるように感じるけど、曲のテンションの高さに目を瞑れる。ギター・ソロ、爆裂する所までは行ってないけど、かなり熱い。
2.When I Have to Go
バッキングの音からは想像出来ない籠もった感じのソロの音、何でこうなるんかな?今に始まったことではないけど、もうちょっと普通の音やったらエエのに、と思わずにはいられない。
3.Miracle
「It's Not Love」タイプのリフ、いや、指弾きではないのか?
このギター・ソロはカッコいい!アウトロでマイナー・キーのまま一瞬メジャーに解決するのがL.A.メタルっぽくで燃える!
4.Leaving It All Behind
イントロからフレーズはカッコええのに…音がなー。。。
この曲のサビは凄くマイケル・スウィートっぽいけど、オケに合ってない感じがして僕は苦手なんよね。これが嫌で2ndアルバムはスルーしてた。
2サビ後の♭5含みのリフ、からのソロ、かなり良いです!アウトロのメロディ弾きも巨匠っぽいニュアンスで良い。
5.You'll Never Be Alone
絶叫シャウト率高めやな。これということなく終了してしまった。
6.After All I Said and Done
まさかのアコギ?!巨匠がアコギ弾く印象、全くない。てか、バッキングからコーコーな音やな。ソロは良いです。派手な弾きまくりではないけど、それっぽいニュアンスが満載で素晴らしい。
7.Give up the Night
ややアップな8ビート系イントロからのクリーン?!んー…また微妙なサビのメロ。どうやったらこんな煮え切らん感じになるのか、分析する気にもならへんけど、トーナリティの意識が希薄なのは間違いないよね。本人の自覚の有無はさておき。
このギター・ソロも悪くない。かなりフレーズが練られてるし、エンディングのメロディ弾きも良いです。
8.Will It Ever Change
エラいヘヴィな…。おぉ…また出た、合ってるかどうか分からん歌メロ@サビの2小節目。てか、明らかにおかしいやろ、これは。誰にも指摘されへん、ていうのも色んな意味で悲しいな。
ギター・ソロは良かった。
9.It's Time to Bekieve
これだけ調性が曖昧なリフにメロディ乗せるのも酷っちゃあ酷やけど、そこは頑張って欲しいところ。少なくとも、サビはもうちょっとマシに出来るやろと思われ。
10.Every Day
曲自体はどうってことない、B面のこの辺りの曲順に有りがちな感じ。ソロはミュート、ヴィブラートで巨匠な印象が強調されることを再認識させられる仕上がり。
11.It Rains Again
またもダウン・チューニングなヘヴィ系。ソロらしいソロもなく終了か?と思ってたら、エンディングで燃え上がらんばかりのソロが…いや、エンディングではなかったのか。
12.World Full of Lies
調性というか、最早メジャーかマイナーかすら微妙なサビのメロディ。いつもは煮え切らん感じで流れて行くだけのクランチ系な音でのソロもイイ感じやった。で、エラいあっさり終わるんやな。
というわけで、先行のMVの印象が良かったので買ってみたけど、期待が大き過ぎたか。巨匠のギター・ソロは非常に好印象で、全盛期を思わせるニュアンスの曲もあったけど、歌がなー。「好みの問題」以前に音楽的に微妙なのは何とかして欲しいけど、御本人のプロデュースやとどうしようもないか。