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『Alive / Robin McAuley』リスニング・パーティ・レポート的レビュー
1.Alive
イントロのピアノの音、籠もってない?
1コーラス目の展開がイマイチな印象やったけど、1サビ後はロビンの歌(音域?)も含めてカッコいい。2番終わりの「Wow〜」って部分も良い。5分の長さを感じさせなかったのは繰り返しがないからか?
2.Dead As A Bone
サビ、転調してないのか?(※Key=AmからKey=Dmに転調してました)
音域の問題か、もう1盛り上がり欲しいけど、ロビンの熱唱、凄い!
ギター・ソロからDメロ、最後サビの流れも良い。
おおっ!最後の声だけ残るの、素晴らしい!
3.Bless Me Father
さっきの曲のイントロもこんな感じやったような気が。メロハーというよりL.A.メタルなイメージ何かな?今回。
サビのメジャー展開は美しいな!予想してなかったけど、これはカッコいい。
4.Feel Like Hell
こういう音聴くと…てか、ここまでの曲全部やけど、自分が弾くハイ・ゲインな音ももうちょっと煮詰めた方が良いのかも、と反省しつつ。
ヘヴィなイントロからの流れで、VIm - IV - V - I とは違うサビでも良かった気もする…微妙にコード進行、変化して行ってるんか。工夫はされてるってことね。
これも声が残るの、良いな。
5.Can't Go On
バラード、来た!
いわゆるパワー・バラード、サビはまたも VIm - IV - I - V な進行やけど、これだけ歌が良かったら全然聴ける。メロディも良いけど。
実はアコギのストロークが結構効果的っぽい。
6.The Endless Mile
コード進行に変化がない、いわば洋楽っぽい展開ではあるけど、メロハーでは珍しいかも。歌メロで変化付いてるから聴けるけど、もうちょっと展開しても良い気はする。
7.Fading Way
んー…サビのVIm - IV - I - V 多用は、ここまで来ると意図的なんやろうけど、ちょっと16感のあるノリなこともあり、違う世界観のサビも聴きたくなって来る。
8.My Only Son
ギター、同じような音ばっかりやなー、と思ってたら、さっきの曲もやけど、ちょっと変化が。弾いてる人が違うのか?上手いことコード鳴らすな、この人。
※7、8曲目だけTommy Denanderって人がギター弾いてるのをクレジットで確認。音だけ聴いて違う人が弾いてるのを感じられて、密かに自己満足。
9.When The Time Has Come
絵に描いたようなメロハー展開で、どんなサビが来るんかな?と思ってたら、若干の変化球。
ここまでの曲、世界観が統一された作りなのは好印象ではあるけど、ちょっとテンション落とした曲も聴きたくなって来てる。
10.Stronger Than Before
サビ、また同じコード進行やけど、歌メロで変化付けてる感じ。盛り上がるか?と言われると微妙ではあるけど、これくらいのテンションもアリかな。
今更ながら、ザクザクと刻むギター・サウンド、クオリティ高い。
11.Who I Am
L.A.っぽい明るい感じ…になり切れないのがフロンティアーズ路線とも言える?メジャーに振り切らない、というか。
全11曲、退屈する間もなく一気に駆け抜けた。ただただロビンの歌が素晴らしい!正直、もうちょっと抑揚ある感じでも良かったのでは?とは思うけど、歌のクオリティがその辺もカバーしてる印象。
しばらくヘヴィ・ロテな予感。
今年もロビンの新作を届けてくれたフロンティアーズさんに感謝!