チョーキングで爪が浮くこと、ない?!
空気の乾燥が酷くなって来た今日この頃なので…というわけでもないかも?だけど、左手の爪が浮くことが多くなって来た。僕は主に左手の中指、たまに薬指の爪も浮いて来る。夏でもダメな時はダメなので、空気の乾燥はあまり関係ないのかも知れないけど。
チョーキングする時、ヴィブラートを掛ける時、勿論、弦を持ち上げたり引っ張ったりする方向に力が掛かるけど、指主体で見れば、弦が爪を剥がす方向に力が掛かるわけで、結果、爪が浮いて来るのも不思議ではない気がするけど、過去に一人だけ、先輩ギタリストの方でそういう方がおられたくらいで、僕以外で聞くことは殆どない。
初めて爪が浮いて痛くなったのは、(恐らく)中2の時なので、ギターを弾き始めてわりとすぐにそういう状態に陥ってる。その頃は知識もなかったので、寝る時にセロテープを貼って、元に戻ることを期待してたけど、当然、それくらいで治るわけないので、数日間、痛みに耐えてギターを弾いてた。
その後、セロテープがガーゼ等を留める医療用っぽいテープに変わったけど、やってることは変わらず、爪をテープで固定して治るのを期待することだけ。当時、弾いてた内容だと、チョーキングしないでギターを弾くことはほぼ不可能だったので、かなり痛みに耐えて弾いてた…んだと思う。正直、あまり覚えてないけど。
敬愛する先輩ギタリストのコースケさんから「液状絆創膏を爪の間に流し込むと良い」と教えていただいたのは、メールのやり取りを通してだったので、もう20代後半になってたが、これが物凄く画期的な方法で、その後は痛みに耐えないといけないことはなくなった…っていうか、凄い長いこと痛みに耐えてギター弾いてたのか。。。
ちなみに、コースケさんはチョーキングで爪が浮いたことへの対応で液状絆創膏を使われたのではなく、お弁当箱を洗ってる時に仕切り板が爪の隙間(?)にハマってしまって爪が剥がれ掛け、それを治すために液状絆創膏を流し込まれた、とのこと。そんな経緯、知ってるわけないけど、何でも聞いてみるもんだと痛感した記憶がある。
っていうか、液状絆創膏のお陰で爪が浮いても痛みを感じずにチョーキング出来るようになったので、もし教えていただくことがなかったら…と思うとゾッとする。
いつ起こるか分からないので、液状絆創膏は常に鞄に入れて持ち歩いている。意外と高価(本人比)にも関わらず、大抵は使い切る前に固まって出なくなってしまうけど、ないとチョーキング出来なくなるので、「あー…」と思いつつ買い直してる。昔はコロスキン、今はエキバンを使ってる。
前述の通り、同じ症状で悩んでいるという話を聞いたことはないけど、誰にも相談出来ず、独り、痛みに耐えてチョーキングし続けているギタリストがおられるかも知れないので紹介してみた。