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「人の違いを受け入れられるようになること」
【カウンセリングの話 著者:平木典子氏】を読んで
カウンセリングの2つ目の深い働き
「人の違いを受け入れられるようになること」
である。
つまり、私が「違い」をどのように捉えているか?
を知ることである。
人間は人間としての共通性を多く持っているが、同時に誰一人として同じ人はいない。
一般に人は、他者との共通点を探したり、違いを嫌う傾向がある。
交流の中で相手が自分とは違うことを知ったとき、およそ2通りの反応をする。
〜〜〜パターン①〜〜〜
・違いを脅威と感じて恐れ、異物として排除し、雑音として無視する
「違っていること」は、自分か相手が「間違っていること」と受け取ってしまう。
その結果、相手を避け、排除したくなる。また雑音のように取るにたらないものになる。
〜〜〜パターン②〜〜〜
・自分と異なったもの、自分にないもの
経験したことがないことを知りたいと思う
違いを「新鮮さ」、「珍しさ」としてとらえ、未知のものに対する好奇心、探究心を燃やすことができれば、それを理解しようと近づく。
その結果、自分の世界は広がり、人とつきあうことが楽しみになる。
【問いかけ】
自分は他者との「違い」をどのように捉えているだろうか?
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