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不登校エッセイ

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息子の不登校を通して、思ったこと・感じたこと・考えたことを書いています。
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2021年8月の記事一覧

不登校 ~「親が変われば子も変わる」のプレッシャー~

二学期が始まりました。 新学期を機に、再登校しているお子さんもいれば、長期休み明けに学校に行けなくなるお子さんもいますね。 今年は感染を恐れながら登校しているお子さん、不登校ではなくても登校を控えるお子さんと様々かもしれませんね。 地域によっては対面授業とオンライン授業を選択できるように準備している学校もあるようです。 不登校中の我が家では、新学期になったからといって生活が変わることはないのですが、うちの息子はエネルギーが溜まってきている時期なので、オンライン化が進んで、自

不登校 ~学校関係者との関わり~

子どもが不登校になると、時に必要と感じることもあれば、かなり負担に感じることも増える学校関係者との関わり。 今回は学校関係者との関わりについて書きたいと思います。 ◆学校の信念・目的は明確学校は子どもが登校して、勉強することがすべて・・・と書くと語弊があるかもしれませんが、学習指導が目的であり主務。 まだまだ教員は不登校児への対応には不慣れです。 むやみに登校刺激したり、逆に放置したり・・・親に付き添いを強いてみたり苦笑。 先生方も多忙だから、考える余裕がないのかもしれない

不登校 ~教育相談について~

子どもの不登校について相談できる場はたくさんあります。 かといって、誰にでも相談すればいいというものでもないし、誰に何を相談するのかって意外と大切です。 今回は、私が受けた教育相談について書きたいと思います。 誰に相談するかを選ぶ際の参考になればと幸いです。 ◆教育相談とは・・・教育相談は、各都道府県にある教育センターで受けられます。 小学生・中学生・高校生を対象に、本人・保護者・学校関係者からの学校生活等に関する相談や発達に関する相談が可能です。 また、発達に心配がある

不登校 ~不登校中のお勉強~

小学1年の12月から、学校に行けなくなった息子。 最初は学校に行けなくても、勉強のフォローをしてやらなければ、将来息子が困るとか、学校復帰した時に苦労するとか、それはそれはいろんなことが不安になりました。 でも、エネルギーが枯渇した息子に勉強を無理強いすることはできませんでした。その頃は不安なまま、息子を心配していたので、息子もそんな親の気持ちを感じ取って、苦しかったと思います。 不登校中の勉強について、息子を信頼して見守ることができるようになったから言えること、感じたこと