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濃厚接触者になって思ったこと

妻が、発熱・喉の痛み・倦怠感などの症状を発症させた為、医療機関でPCR検査を行ったところ陽性反応が出た。
一緒に暮らし、寝室も共にしている私は、濃厚接触者という扱いとなった。

妻は、自宅の一室に隔離した状態で、発症後は接触しないようにしている。
当然、料理、洗濯、掃除などの家事も出来ないので、私と娘がそれを行うことになる。

そんな生活になって3日。
私は、掃除や食後の洗い物などは普段から手伝っているので出来るのだが、逆にそれ以外のことは困難だ。

一番大変なのは、料理だ。私は一人暮らしを長く経験したものの、料理は苦手である。

ただ、助かったのは高校生の娘が料理をほとんどしてくれていること。
洗濯も手伝ってくれている。
お互い感染させないように、家の中でもマスクをしたり、こまめな消毒をしたりと気を使って大変なこともあるが、娘と家事を分担しながら過ごすのもなんだか楽しい。

また、会社員の私は、濃厚接触者となったことで、出社出来ない。
会社には月末・月初に出社出来ず、迷惑をかけることになるが、会社に行かなくていいのは、とても気が楽である。
営業部門の月末というのは、数字が厳しい時は、嫌なムードでストレスもマックスになる。今月も数字が厳しい。

家にいても、自宅内で顧客とのやりとりは多少するものの、営業部門のあのストレス環境にいなくていいのは、同僚には言えないが、実はとても気が楽である。

気づいたのは、普段の平日は、胃薬と精神安定剤、そしてコーヒーが欠かせないのだが、今日は全く欲しなかった。
いかに、普段ストレスを感じているのか、よく分かった。

そんな、濃厚接触者生活も、あと明日の1日だけ。
自分が感染することなく乗り切った場合、明後日からは、会社に行かねばならない。

仕事に行かないのは不安になるし、家にいても感染リスクが高い環境だし、出社した方がいいのだろうが、なんだか寂しい。

残りの貴重な濃厚接触者生活を大事にしようと思う。


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