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31.鹿児島の神社4(鹿児島神宮)

鹿児島の神社、第4弾!
そろそろ大きな神社をご紹介します。
大隅国一之宮、鹿児島神宮です。

旧社格は、官幣大社
主祭神は、
天津日高彦火火出見尊
(あまつひだかひこほほでみのみこと)
豊玉比売命(とよたまひめのみこと)

ホホデミノミコトとは、
以前ちょっと書いた、ニニギノミコトの子どもです。
ニニギノミコト→ホホデミノミコト→ウガヤフキアエズノミコト→神武天皇
です。

以前の勤務先が鹿児島神宮の近くだったため、
毎週参拝していました。
やはり、ニニギノミコト一家?にご縁があるなあ…
と勝手に思っていました。

鹿児島空港の近くには、
ホホデミノミコトの御陵と伝わる高屋山陵があります。

ご存知のように、旧国制でいうと、
鹿児島県は薩摩国と大隅国の2つに分かれていました。
全国にも、
旧国制の地域の中に一之宮と呼ばれる神社があります。

中央が決めたわけではなく、
国司が巡拝する神社の中でいちばん最初の神社が一之宮と、されたようです。

そのため、時代が下って武士の世の中になると、
政治的なバランスで栄えたり、
逆に、他の神社に取って代わられたりということが出てきます。

大隅国はそれはなかったようですが、
薩摩国は一之宮が2つあるのは完全に政治ですね。
薩摩国の一之宮は別な機会に扱います。

ご存知の方がいると思いますが、
全国一之宮専用の御朱印帳なるものが存在します。

この御朱印帳を持っている方には、
県内の神社ではまだ出会ったことがありません。
会社の知り合いが最近、購入したようですけど。

普通のサイズの御朱印帳より大きいため、
持ち歩いていると超目立ちます。
「ガチな人だ!」
そんな目で見られます(笑)

自分が全国を回りきらなければ、あとは息子に託します。
家宝ですね。

鹿児島神宮の御朱印はとてもシンプルです。

初めて参拝したのはきっと20年くらい前だと思いますが、
薩摩半島の人間なので、
参拝したときに神社の大きさにビビりました。

県内で敷地の大きな神社と言えば、鹿児島神宮と霧島神宮ですかね。
霧島神宮は小学生の頃、
修学旅行で初めて参拝してから神社好きになるきっかけの1つになったと思います。

この神社を有名足らしめているのは、
境外摂社の石體神社の安産祈願と初午祭です。

石體神社は、
境内に積まれた丸石をお守りとして持ち帰ると安産にご利益があると伝わっており、
地元テレビ局のニュースでもよく取り上げられます。

初午祭は、
鈴かけ馬踊りという鈴やら、花をつけた馬が踊る祭りです。

神社周辺はもちろん、
以前の勤務先へも馬と踊る方が来て、踊ってもらいました。
もともとは、
馬の健康や多産を望み、農作物が豊穣に実ることを願うものであったらしいですが、
現代になると厄払いもしくは歳祝い、商売繁盛という意味も加わりました。

ですから、祭の日は色々なところで馬が踊るのを見られます。

もともと地元民でない自分は、
馬が踊る姿がとても珍しく、初めて見たときは見入ってしまった記憶があります。

今回は鹿児島神宮を取り上げました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

次はどこにしようかな…乞うご期待!

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