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XRPトークン10,000ドルの予言とその実現性


ドナルド・トランプ前米大統領の暗殺未遂を正確に予言したキリスト教の預言者ブランドン・ビッグス氏が

暗号通貨XRPが1万ドルに達する

と「予言」したそうです。

この予言に関しては

「それは流石にない」

としか言いようがありません。

しかし

BTC・ETH・SOLの次に芽がでる暗号通貨はXRPである

と私も思っています。

暗号通貨XRPは

国際送金手段としての普及を目指している暗号通貨

です。

XRPは、SWIFT (国際銀行間通信協会)に取って代わる可能性があると、各種メディアやインフルエンサーなどからずっと絶賛されていますが、3年以上も価格が停滞したままです。

つまり

二軍の帝王
ブルペンエース

的な立ち位置の暗号通貨です。

しかし、今後はクリプト業界の流れ的にXRPの需要が高まっていく可能性が高いと思っています。

というわけで今回は

XRPトークン10,000ドルの予言とその実現性

というテーマで記載します

具体的には

  • XRPとは

  • クリプト業界の次の動き

  • 今後の価格予測

についてお話しします。

XRPとは


XRPは

国際送金手段としての普及を目指している中央集権型ブロックチェーンで発行している暗号通貨

です。

XRPを発行しているXRP Ledgeはオープンソースのブロックチェーンで、XRPはXRP Ledgeのネイティブトークンになります。

現在、XRPとXRP Ledgerは、ブロックチェーンサービス企業であるリップル社が決済プラットフォームとして利用しています。

誤解している人が多いですが、リップル社は XRPLedgerとXRPを活用しているコントリビューターに過ぎません。

XRPはトランザクションを1秒間に1,500件を処理する能力を有していて、ビットコインの1秒間に7件の処理能力を大きく上回ります。(参考までに、クレジットカード大手のVisaは、1秒間に平均約1,700件のトランザクションを処理します)

ただ、BitcoinとXRPでは暗号通貨として期待されている用途が異なるので、トランザクションの能力が高いだけでXRPがビットコインより価値があることにはなりません。

ビットコインが世界でデジタルゴールドとしての地位を固めつつあるのに対し、XRPは

国境を越えた送金や受け取り等の支払いを安く実現する

ことを目的に作成・運営されています。

つまり、XRPのライバルは BTC・ETH・SOLではなく

SWIFT (国際銀行間通信協会)

です。

他にはVisaなどのクレジットカード会社もライバルといえるかもしれません。

しかし、XRPは評価と性能の割に価値が認められていません。

その理由はシンプルで

暗号通貨自体が一般社会で支払い手法のツールとして普及していないので、支払いに特化したブロックチェーン自体に需要がない

ということです。

実際、現在強い需要があるブロックチェーンは

  • 金のデジタル版であるビットコイン

  • web3開発プラットフォームとして一番手のイーサリアム

  • イーサリアムの弱点をカバーしたソラナ

になります。

これらのブロックチェーンが人気なのは、国境を越えた送金や受け取り等の支払いができるからではありません。

その他の機能に対する需要が高いからです。

なので、国境を越えた送金や受け取り等の支払いに特化したXRPは、性能と評価がいくら良くても、これまでは需要がありませんでした。

しかし、2024年の中盤になり、少し世の中に変化が起きてきています。

そして、この変化は

XRPにとっては非常にプラスの変化

と言えます。

では、次は世の中の変化から見える

クリプト業界の次の動き

について説明していきます。

クリプト業界の次の動き


2024年以降にクリプト業界が次にすべきことは

現実世界の支払いでクリプトを使われるようにすること

です。

みなさんは現在、支払い時に現金をどのくらいの頻度で利用していますか?

おそらくかなりの人が、クレジットカードやPayPayなどのキャッシュレス払いが中心になっていて、若い人の中にはほとんど現金を使っていない人も多いのではないでしょうか。

総務省の2023年のデータでは、キャッシュレス決済比率は39.3%となっていて、この数値は今後も上昇していくでしょう。

https://www.meti.go.jp/press/2023/03/20240329006/20240329006.html#:~:text=1%EF%BC%8E,10.9%E5%85%86%E5%86%86%EF%BC%89%E3%81%A7%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

このキャッシュレス決済の成長からもわかるように、クリプト業界が次にすべきことは

キャッシュレス決済の手段の一つとして暗号通貨を利用可能できるようにする

ということです。

これは今

ステーブルコイン

を使って実現させようと、色々な企業が模索しています。

ステーブルコインとは

通貨にペッグさせた暗号通貨

のことです。

米ドルのステーブルコインでは

  • USDT

  • USDC

  • Dai

などが有名です。

日本円のステーブルコインで注目すべき通貨は特にありませんが、日本の金融機関も日本円にペッグしたステーブルコインを発行しようとしています。

しかし、ステーブルコインは

クリプト業界の支払い以外では広がっていない

のが現実です。

この理由を並べるとキリがありませんが

そもそもとしてイーサリアムやsolanaはステーブルコインにはあまり向いていない

と個人的に思っています。

イーサリアムやsolanaは、あくまで分散型のweb3プラットフォームであり、最終的にもそのような立ち位置に落ち着いていくというのが今の私の考えです。

では、決済用の分散型プラットフォームに何が使われるかというと

XRPLedger

というのが今の所、最も確率の高い可能性だと思います。

今後の価格予測


結論から述べると

2024年にXRPの急上昇はない

と考えています。

よくも悪くもこれまで通りの値動きの範囲でしょう

また、2025年から2027年にかけて、私は激動の時代が来ると考えていて、暗号通貨はバブルとバブル崩壊の両方を経験するのではないかと思っています。

XRPの価格が大きく上がるとしたらこの時でしょう。

ただ、XRPの価格が10,000ドルまで上がるというのは、米ドルに通貨危機が起きない限り考えにくいです。

もし大きな価格上昇が起こったとしても、短期間で価格は落ち着くはずなので、その僅かな期間を捉えられる人が、XRPで大きな富を築くことができるのではないでしょうか

それより、XRPの購入者が知っておくべき重要なことは

XRPの本質的な価値が上がるためには、キャッシュレス決済の手段の一つとして、暗号通貨が一般社会に浸透することが必要

ということです。

そしてその時が来るのがいつなのかということは、現状ではまだ見通すことができません。

それ以外の価格上昇や下落は、外部要因によって引き起こされた一時的な価値の変動に過ぎません。

まとめ


今回は

XRPトークン10,000ドルの予言とその実現性

について記述しました。

まとめると

  • XRPは支払いに特化したプラットフォームに成長し、将来価格上昇する可能性が高い

  • 価格上昇はしても、米ドルの通貨危機でも起きない限り10,000ドルに到達することは考えにくい

ということです。

今後、暗号通貨プラットフォームは

  • BTC - 金の代替として流動性の高い暗号資産の提供

  • ETH - 分散型開発プラットフォーム

  • SOL - ETHの弱点をカバーする分散型開発プラットフォーム

  • XRP - 支払いに特化した暗号通貨を発行するプラットフォーム

と棲み分けが進んでいく可能性が高いです。

ただ、現状の金融市場を見ると、2024年の後半から2025年のどこかで、金融市場と一緒に暗号資産も下落する可能性が高いです。

今回の暗号資産バブルは、前回のNFTバブルのような新しい技術によるテックバブルではなく、金融バブルの恩恵を受けているだけなので、株式市場が暴落すれば一緒に暗号通貨市場も暴落します。

なので株式市場の動きにも注意を払って取引をするようにしましょう。

この記事が今後のあなたの暗号資産戦略の役に立てば幸いです。

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