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【50歳の転職】アラフィフ転職・その後の話⑫★転職先で現場プレイヤーとして生まれ変わる醍醐味を解説★
転職先で現場プレイヤーに戻る醍醐味①新しい自分に生まれ変わる
組織の責任者をしていた40代からの役職定年となる50代。
役職定年とは会社の中心部から現場プレイヤーに戻ることを意味します。
長年居た会社で現場プレイヤーに戻るメリットとしては、
①社内事情が手に取るように分かるので不安が少ないこと
②良く知る従業員が多いので働き易い
ということが挙げられます。
反面デメリットとしては、
①知りすぎている故に新しい刺激が無い
②昔の部下が上司になるなど、人間関係のパラドックスの自己消化が大変
③過去の栄光と今を比較してしまいモチベーションが上がらない(降格した自分がみじめ)
が挙げられると思います。
しかし、今回私が挑戦しているアラフィフ転職先では少し事情が変わってきます。
アラフィフ転職先のデメリットとしては、
①仕事内容や社内事情がよく分からない(仕事の価値観や優先順位が違う)
②知っている人がまったく居ないのでゼロから人間関係を構築する必要がある
メリットとしては、
①毎日のように新しい発見がある
②新人に戻ったようなハングリーさが蘇る
③誰も自分を知らない故に、なりたい自分になれる
と、メリットとデメリットが逆転します。
特に転職後のメリット③については、自分はこんな人でありたい、と思う人の行動を取ることで、周りからもそんな人であると認識してもらえるという、生まれ変わることができるのも醍醐味ではないでしょうか。
転職先で現場プレイヤーに戻る醍醐味②現場作業はお手のモノ
デメリット①の仕事の考え方や社内事情を理解することができれば、20代30代で活躍してきた業界知見が使えるようになってきます。
私もアラフィフ転職を果たして半年。様々な苦労を重ねた半年を経て、最近ようやくそのレベルに達してきたように感じています。
スーパーマーケットにおける惣菜部門で結果を出す方法は、以下の5つに集約されます。
①単品管理と仮説検証に基づいた日々の製造計画の作成
②その製造計画を実行できる”適切な”発注と在庫管理
③その製造計画を実行できる教育体制
④毎日の製造業務を無理なく進める作業割り当ての作成
⑤皆が働き易い職場環境作り(感謝のコミュニケーション・心理的安全性のある職場)
これらが出来れば、かなりの高確率で良い結果(売上・利益)が出せます。
私は業界人なので、今回一般作業員から現場リーダーへ「半年」で辿り着くことができました。
これは、同業転職のアラフィフならではのことだと思います。
未経験の方であれば、上記5つをある程度習得するまでに良き上司に恵まれることを条件にしても2年はかかるはずです。
転職先で現場プレイヤーに戻る醍醐味③自分の実力で結果を残す面白さ
前職で担ってきたマネジメント業務はプレイヤーをマネジメントする仕事です。自分がプレイヤーとして仕事をすることではありません。
でも本当は自分で創意工夫を考え実行し結果を出す現場のプレイヤーが一番面白いのです。
最近、ほんと時間を忘れ仕事をしてますし、実績を出す為であれば、サービス残業をも自分の仕事を進めるためにこっそりしてしまう始末です。
若い頃、会社の重要な仕事で一番になった経験が何度かあります。
「昔はこうだった」と誰も聞きたくない自慢話をするのではなく、それがアラフィフになった今でも再現可能なのか、自分が持っている引き出しをフルに使って結果を出すことにモチベーションは上がりっぱなしです。
平成の戦士は令和の時代に活躍できるのか?
50歳になった今、現場プレイヤーのヒリヒリする面白さをもう一度味わせていただいています。
(アラフィフ転職、半年後の現在地です)
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