【物価高時代の節約術】会員費を払ってでもコストコで買う方が安い!最新価格調査とその理由を解説
最新)『コストコ』は 世界の小売業売上高「3位」のグローバル企業
まずコストコの人気ぶりを確認したいと思います。下図にありますよう、世界小売業売上高の1位はウォルマート、2位はアマゾン、そして3位にコストコとなっています。
(ちなみにコストコの売上は日本円で約30兆円です)
上位4社はいずれも食品も取り扱うディスカウンターで、競合他社と圧倒的な差別化をおこなっている企業です。ちなみに4位のSchwarzGroupは「Lidl(リドル)」という店名のハードディスカウンターチェーンを展開しています。
【世界の小売業 売上高ランキング2023】
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/consumer-business/articles/dis/gpr.html
それでは次章で、どのくらい安いのか価格をみていきたいと思います。
【2024年5月】最新コストコ価格調査
まずコストコの中で、一般家庭に私がおすすめしたいのが、大量だけどストックできて単価が安い雑貨やお酒、冷凍できるお肉などの商品群です。
コストコの価格は税込表示となっていますので、税を抜いて一般に安いといわれている人気のドラッグストアとスーパーマーケットとの価格を比較しました。
それらの企業で買うより、年間でどの程度、購入費用が安くなるのか?コストコの年会費を含めても安いのか?という視点で見ていきます。
価格比較企業はこちら!
生活雑貨はツルハグループの優良企業ドラッグストアと比較し、食品はディスカウントで有名はスーパーマーケットEと比較します。
※価格の優劣は企業の優劣と判断される場合もありますので、具体的企業名は伏せさせていただきます。
【ツルハグループとは】
価格比較調査 結果
ツルハGドラッグストアとスーパーマーケットEは、ポイント加算商品の場合は、最初からポイント分を価格から差し引き、複数買いで価格が安くなる場合(2個購入なら〇〇円、3個購入なら〇〇円みたいな)は、最も安くなる価格を採用しています。
【価格調査 結果】
日本の市場価格に対し大きく安いのは、やはりお肉(黄色)でした。次いでシャンプーやリンス、ボディーソープ、お酒もかなり安い結果となりました。
そして発見したこととしては、今話題の高騰しているオリーブオイルについては、コストコは高いことが分かりました。(品質が良いのかもしれませんが、パッケージからはその違いが分かりませんでした)
年間で節約できる金額
先ほどの価格比較を年間で家族4人で使用する数量分をシミュレートし、節約できる金額が以下の表になります。そこからコストコの年会費4,840円を差し引き、最終節約額を導き出しました。
結果としては、年会費を払っても、ストックができる日用雑貨とお肉だけでもコストコに切り替えるだけで、年会費を差し引いても11万円以上の節約ができるという結果となりました。
まとめ
いかがだったでしょうか?コストコは円安ドル高で言えばドルが主戦場の企業。本来であれば母国と同じ価格で売りたいはずですが、日本の一般物価よりも安くなるよう価格設定されていました。(これは見逃せません!)
私がスーパーマーケット業界のプロとして感じるのは、コストコは日本のメーカーから日本の商品も仕入れるが、決して同じサイズの商品を仕入れない、自社オリジナルの大パックを製造してもらいそれをすべて買い取ることでPB化し安く仕入れ、年会費をとっている分、利益を乗せずに消費者に販売しているということです。
コストコは自社商品の再販をOKにしてしており、コストコで法人会員になり商品を仕入れ、そこに利益を足して販売している再販店があります。コストコホールセールのホールセールとは卸売りの意味。卸値で購入できるワクワク感があるのですね。
今回紹介した毎日使う日用雑貨と冷凍保存できるお肉などをコストコに切り替えることで止まらない物価上昇が続く現状を乗り越えましょう!!
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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