40歳からのキャリアを切り拓く「実行力」を身につける【40歳からのキャリアデザイン講座 7】
このnoteは「40歳からのキャリアデザイン講座」の7科目め、テーマは「実行力」です。
1. なぜ「実行力」が大事なのか?
40歳からのキャリアデザイン講座では、これまで6つの必須科目をカバーしてきましたが、これらのどれにおいても目標を設定し、具体的に行動していく必要があります。
どの科目についても、具体的に行動し、それを続けていくのは簡単ではありません。そこで求められるのは実行力です。必須科目がWHATだとすれば、HOWにあたるのが実行力です。
やるべきことをやる力
集中して取り組む力
努力を継続する力
実行力を身につけなければ、どの科目も実践していくことはできません。
本記事を公開するにあたり、私自身が実践してきた内容に加えて、少なくとも12冊の書籍を参考にしました。また、私自身が長年実践してきた内容も、何らかの文献・書籍を参考にしています(もはやどれだけの量だったか覚えていません)。さらに、読んだけれどもあまり参考にならなかったり有益でなかったために、忘れていたり、参考文献に載せていないものもあります。
これらをすべて読み、取捨選択しようとすると、膨大な時間と労力、そしてどんなに少なく見積もっても2万円以上(ホントはきっと10万円以上)の投資が必要になります。
もちろん、世の中には私がまだ触れていない知見やノウハウもたくさんあります。ご自身でそれらを探し、読み、取捨選択した方が自分にあったやり方を見つけられるのは間違いありません。ですが、カタノリ(巨人の肩に乗る)的発想で考えるなら、イチからそれをやるよりも、だれかが取捨選択したものからスタートした方が、効率的ですし、むしろ自分にあった内容を見つけやすくなるので、その結果もっと遠くを目指せるのです。
ぜひこの記事を踏み台にして、皆さんにとって最適な「実行力」を身につけてください。
1-1.「知る」「わかる」の壁を越え「できる」「している」に達するために
ここに非常に秀逸な絵があります。
どんなに「知って」いても、実際に「やる」のが大事だし、やってみてはじめて「わかる」ことがあります。
さらに、「わかる」だけでなく、「できる」ようになるのがもっと大事だし、意識しなくても「している」に至るまでには大きな壁があります。
納得感のあるライフキャリアに必要なな6科目がなにかを「知って」いても、それを実際に「やる」には壁がありますし、「できる」「している」に至るまでにも壁があります。
この壁を越えなければ、ただ知っていても意味がない。自分の価値観に合う、納得感のあるキャリアはつくれませんし、幸せなライフキャリアという結果は得られません。
どうすれば「できるようになる(スキルが身につく)」のか、どうすれば「意識しなくても自然にしている」域に達するのか。この点については、2.実行力の実践ポイントはなにか で詳しく見ていきます。
1-2. 実行力の高さは余裕を生み出す
どんなに優れた戦略や完璧な計画を考えても、実行力が弱い会社は、成果をあげることができません。
行き当たりばったりで生産したりサービス提供していては、品質や納期が安定せず、顧客からの信頼を得るのは難しいですよね。決まったプロセス(手順)で実行できれば、品質も納期も安定し、顧客からの信頼も得やすくなります。
良いプロセスとは、だれでも、何も考えずとも、正しいやり方で実行されるようになっている仕組みです。
実は、営業力が強い会社は、個々人の能力に頼るのではなくプロセスがきっちり決まっています。オペレーションが強い会社は、プロセスが決まっているだけでなく、プロセスから外れた作業をしにくい/できないようになっているし、さらにはプロセスを継続的に改善するプロセスも決まっています。
意外かもしれませんが、プロセスが整っていればいるほど、イノベーションが生まれやすくなります。
なぜなら、プロセスに従うことが多ければ多いほど、考える力を分散させなくてすむからです。10のことを実行するときに、すべてを考えながらやるのと、10個すべて決められた手順に従うだけ、という状況を考えてみてください。
前者はとてつもなく大変な作業なので、10個終わったときにはヘトヘトになっていると思います。その後で「ではこれから新しいアイディアを発想してください」と言われても、とてもそんな余力は残っていないでしょう。
ですが、後者の状況であればどうでしょう?
脳への負荷という意味では、大した負荷をかけずに作業を終えることができるので、新しいアイディアを生み出す余力が残っているはずです。
このように、実行力の高さと創造力は相反するものではなく、むしろ補完関係にあります。
実行力が高いと、余裕が生まれます。
時間と心の余裕ができてはじめて、創造的な仕事に取り組めるようになります。
人生においても、余裕をもっておくことは大事です。
両手がふさがれていては、どんなに魅力的なモノが目の前に現れても、手に取ることができません。余裕がないと、チャンスをつかみ損ねてしまいます。
チャンスをつかむためには、実行力が必要なのです。
2. 「実行力」の実践ポイントはなにか
この図を見て、一番難しいタスクはどれだと思いますか?
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答えは B です。
緊急度が高いタスク(右側、AとC)は締め切りが間近に迫っているので、だれでも取り組むことができます(取り組まざるを得ません)。
ところが、Bのタスクは重要であるにもかかわらず、締め切りがハッキリしていないため、取り組むためのきっかけがありません。だから、大事なのに、なかなか取り掛かることができません。
仮に取りかかれたとしても、時間の大半をCやAのタスクばかりに使っていると、Bのタスクはいつまでたっても一向に進みません。
このように、Bのタスクを着実に進めるのはとてもむずかしいのです。
実行力を高めることは、2つの側面からBのタスクを進めることに役立ちます。
Bのタスクに取り組むためには、右側のタスクに追われている状況を脱しなければなりません。つまり、左側のタスク(BやD)が必要以上に右側に行かないようにする仕組みが必要です。特に、DのタスクがCになってしまうと、まったく重要でないタスクに追われることになるので、時間の使い方としては最悪です。
また、下段のタスク(CやD)はそもそも重要度が低いのですから、なるべく時間と労力を掛けずに片づけてしまうのが理想です。
実行力を高めることは、左側のタスクを右側に行かせない仕組み、下段のタスクを時間と労力を掛けずに片づける仕組みを持つことです。そうしてはじめて、Bにリソース(自分のマインドシェア、時間、パワー)を割り当てる余裕を持つことができます。
こうした仕組みを意識することなく継続する。それは習慣化に他なりません。実行力を高めるには習慣のチカラを活かすことが欠かせません。
しかし、余裕ができれば、Bのタスクをサクサクと進められるかというと、残念ながらそうともかぎりません。余裕ができることと、もっともむずかしく、もっとも大事なタスク(B)に実際に取り組めることの間には、いくつかの壁があります。
行動の壁、気づきの壁、技術の壁。
ここで、実行力を高めることのもうひとつの側面が効いてきます。
「余裕がある」といっても時間が無尽蔵にあるわけではありませんし、無限に力を注げるわけでもありません。また、Bの領域に入るタスクはひとつとは限りません。次々と生まれてくる重要な(でも緊急ではない)タスクに取り組み続ける必要があります。
Bの領域に入るような難しいタスクであっても、集中して取り組み、限られたリソース(時間と労力)でやり切る力が必要です。やるべきことをやる力。集中して取り組む力が求められます。
習慣化と集中力。
どちらも実行力の根幹をなす要素です。結果が出るまでには、継続的な努力が必要で、そのためには習慣化も集中力も不可欠です。
ですが、この2つに取りかかる前にどうしても身につけなければいけないことがあります。
それは、努力を継続するためには、正しいマインドセットが必要ということ。努力を継続する、モチベーションを保つにはさまざまな方法がありますし、どんな方法が効果的かは、人それぞれです。
どんなタイプの人であっても、実行力を高め、努力を継続するために持つべき正しいマインドセットがあります。このマインドセットを持っていなければ、細かなスキルを身につけようと努力しても無駄になってしまいます。
というわけで、実行力の実践ポイントは、この3つです。
正しいマインドセット
集中する仕組み
習慣のチカラ
以下、順番に見ていきます。
2-1. 正しいマインドセットを持つ
マインドセットとは、考え方の癖、傾向のことです。社会心理学者であり、EYディレクター、コロンビア大学モチベーション科学センターのハイディ・グラント・ハルバーソン教授によれば、やる気を上げる方法はひとつではなく人それぞれだが、マインドセットだけは「コッチの方が良い」というのが明らかになっているそうです。
実行力を高める上で、やる気(モチベーション)は不可欠ですが、そもそもマインドセットを間違えると、学ぶ力を阻害され、スキルが向上しにくくなり、自信が持てなくなります。その結果、努力が長続きしなくなってしまうのです。
証明マインドセットを持っている人は、いつも自分と他人を比べます。そうせずにはいられない。しかも、無意識でやってしまいます。
また、証明マインドセットを持つ人は、助けを求めるのが苦手です。なぜなら、助けを求めることは自分の弱さをさらけ出すことになるから。
何かがうまくいかないときは、それは自分には向いていないからと考えがちです。
ミスを恐れ、自分にはできない(能力が不足している)ことが明らかになってしまうことを恐れています。能力不足が明らかになることを恐れる気持ちは、他人に対してだけでなく、自分自身に対しても同じように感じています。だから、新しい挑戦をする機会も少なくなります。
このマインドセットを持つ人は課題や目標にとらわれすぎていて、そこに至るまでのプロセスを楽しむ余裕がないとも言われています。
ここまで読んで(私のように)居心地が悪くなった方のために、先に救いの手を差し伸べておきましょう。
私たちのマインドセットは固定的なものではありません。また、どちらかのマインドセットが100%を占めているという人もいません。ただ、研究でわかっているのは、この証明マインドセットに陥るとうまくいかないことが多いということです。
では、もうひとつのマインドセット、成長マインドセットを見てみましょう。
サティヤ・ナデラという人をご存じでしょうか?
2014年にマイクロソフト社の3代目CEOに就任し、長年にわたり停滞を続けていた同社を飛躍的に成長させた立役者です。ちょうどその頃、マイクロソフト本社で働いていた私は、就任直後の彼のスピーチを何度か聞く機会を得ました。
その当時、彼がしきりに強調していたのが、この「成長マインドセット Growth Mindset」を持つことでした。
ミーティングはカッチリしていて、他の人に対して自分が優秀であることを証明しなければいけない雰囲気。ヒエラルキー(組織階層)と序列が大事で、自発性やクリエイティビティは失われがち。そんな企業文化に染まっていた当時のマイクロソフトに「成長マインドセット」を持ち込み、あのような巨大企業を変革したのです。
その成果は、私が入社した2009年は$30以下だった株価が、なんと$400を優に超えている(2024年現在)ことで十分すぎるほど明らかです。
蛇足ながら、サティヤが影響を受けたと公言している『Mindset』(邦題『マインドセット:「やればできる!」の研究』)の著者キャロル・ドゥエックと、先ほど紹介したハイディ・グラント・ハルバーソンはコロンビア大学で共同研究をしています。
話を戻しましょう。
マインドセットは固定的なものでなく、だれでも正しいマインドセットを持つことができます。
証明マインドセットがもたらす不安や恐れ、自己防衛的な考えは、私たちの学ぶ力を阻害します。自信が持てず、努力が長続きしません。
成長マインドセットを持つ方がうまくいく可能性が高まるのですから、まずはじめに成長マインドセットを持つことは、実行力を高めるために欠かせません。
逆に、普段から成長マインドセットを持つ人でも、証明マインドセットに陥ってしまうことがあります。これは私の経験からの実感です。はじめは成長を重視して取り組んでいたのに、ある程度のスキルが身につき、環境にも慣れてきて、周囲から高いパフォーマンスを求められるようになると、つい証明マインドセットに傾きがちになるのです。
この罠に気づいてからは、私も「証明マインドセットに陥っていないか、成長マインドセットを持てているか」を日々意識するようになりました。
どうすれば、証明マインドセットを脱し、成長マインドセットにシフトできるのか。これについては、3. 正しいマインドセットを持つにはどうすればいいのか? で解説します。
2-2. 集中する仕組みを整える
私の趣味である筋トレでは、鍛える筋肉に意識を集中すると、筋肉の発達(筋肥大)に効果的と言われています。大胸筋を鍛えるときは大胸筋に、上腕二頭筋を鍛えるときは、上腕二頭筋に意識を集中させる。すると、そうでないときに比べて、筋トレの効果が出やすい。これをマインド・マッスル・コネクションと言ったりします。
要は、意識が散漫な中で実行しても効果は薄いので、どうせやるなら集中してやった方が効果が出る、ということです。
実は、集中する力や意志力(ウィルパワー)は筋肉と同じような仕組みになっています。筋肉のように鍛えることもできますし、筋肉と同じで使うと疲れるのです。ということは、集中するためには、ウィルパワーの総量を増やし、無駄な消費を減らすのがポイントになります。
このウィルパワーというのは、本当に繊細で、ちょっとしたことでグングン減っていきます。その例として、コロンビア大学のシーナ・アイエンガー教授による「ジャム実験」はご存じでしょうか。
試食コーナーに置いたジャムが6種類の場合と24種類の場合を比較すると、顧客が立ち寄る割合は種類が多い方が高いけれど、実際に購入する割合は6種類の方が10倍も多かった、という実験結果があります。
こういった「選択」の場面では、多くのウィルパワーが消費されます。選択肢が多すぎると、あまりにもパワーを奪われるので、結局、判断できなくなってしまうのです。
「なにかをやる」だけでなく、「なにかをやらない」という選択でもパワーは消費されますし、「なにかを我慢する」ときにも、果ては「なにかを望む」ときにも消費されます。そして、もっとも激しくパワーを消費するのが、「やりかけのまま頭の中に残しておく」ことです。
こうやって、パワーが消費され、疲労が蓄積されていくと、筋肉と同じように疲れが溜まり、重いものを持ちあげられなくなります。つまり、重要なタスクに取り掛かれなくなっていくのです。
GRITの研究で有名なペンシルバニア大学心理学 アンジェラ・ダックワース教授によれば、「できる」ようになるためには、つまりスキルを身につけるためには、意図的な練習が必要だとされています。
意図的な練習は、このように定義されています。
世界トップレベルのアスリートでも、このような「意図的な練習」を続けられるのは最大1時間で、そのあとは必ず休憩が必要になります。そして、どんなにがんばっても1日3~5時間が限界だとされています。
世界レベルのアスリートでも最大1時間です。そもそも人間の脳は、そんなに長く集中するようにできていません。自然界においては、周囲の危険を早く的確にキャッチするためには、1つのことに集中していては危険です。ですから、人間は元来、周囲の異変に対して敏感なのです。
こうしてみると、集中するためのポイントが見えてきます。
集中力や意志力(ウィルパワー)は筋肉のように疲れていきますから、無駄づかいを避けることです。重いものを持ち上げる体力測定があるなら、その前にこまごまと筋肉を使うようなことは避けるでしょう。同じように、重要なタスクに取り組むなら、ウィルパワーを無駄に消耗しないように環境や仕組みを整えることが大事です。
具体的な方法については、4章で見ていきましょう。
2-3. 習慣のチカラを使う
集中力や意志力(ウィルパワー)は消耗しやすいので、なるべく節約したいものです。節約できれば、余ったパワーを、重要なタスクに割り当てることができます。1日の終わりまでパワーを維持したまま過ごすことができます。
では、どうすれば節約できるのか?
答えは習慣のチカラを使うことです。
普通、なにかの行動をするときには前頭葉が使われます。先ほどからウィルパワーと言っているのは、この前頭葉の活動を指しています。一方で、行動が習慣化すると前頭葉ではなく、小脳が使われるようになります。
歯を磨いたり、自転車に乗ったり、最寄駅からいつもの道で家に帰ったりするときには、いちいち「さあ、右手に歯ブラシを持つぞ」とか「右足から踏み出すぞ」とか考えませんよね。無意識に身体が動きますから、ウィルパワーは消耗しないのです。
習慣と聞くと、大変そう、ツラそう、忍耐力が求められそう、という印象を受けますが、むしろ習慣にした方が楽になるのです。だから継続もしやすくなります。
そして、小さな習慣を身につけると、意志力が鍛えられ、ウィルパワーの総量が増えます。
習慣化してしまえば、ウィルパワーが節約できる上に、総量も増えていくので、一石二鳥なのです。
「習慣の壁」を越えて「している」に至るために
ものごとを達成するためには、努力、それも継続的な努力が必要です。才能があっても努力しなければ、スキルは身につきません。つまり、「できる」ようになりません。スキルがあっても努力しなければ、達成にはたどりつけません。つまり、「成果」が出ません。
キャリアにおける「成果(ありたい姿、ビジョン)」は人それぞれですが、実行力を高め、努力を継続しないかぎりは、それは単なる夢で終わってしまいます。
達成のために大事なことは、どんな成果を思い描くか、ではありません。こうなれたらいいな、あれができたらいいなと考えるのは、だれでもできます。
それを達成できるかどうかは、成果へと導くプロセス、仕組みをつくれるかどうかにかかっています。この仕組みこそが習慣です。
習慣になぜそんなにチカラがあるかと言えば、それは複利で効いてくるからです。このような数式をどこかでみたことがある人も多いと思います。
毎日1%ずつ改善すれば、1年後にはチカラが38倍になる。逆に、毎日ちょっとずつサボって1%ずつ劣化していくと、1年後にはほとんどチカラがなくなってしまう。
複利の効果は、お金に効くだけではありません。実行力を高めるために自己投資すれば、1年後にはとんでもない差になって表れるのです。
若いときは人間それほど差が出にくいものですが、積み重ねてきたことの差は、歳を取るにつれ、年月を重ねるにつれて、如実にあらわれます。そう考えると、良い習慣は早く身につけた方がいいですね。
もうひとつ、習慣に大きなチカラがある理由をお伝えします。
それは、習慣はアイデンティティをつくるからです。
本を10冊読む、ではなく、読書家になる
やめちゃった運動を再開する、ではなく、アスリートでい続ける
楽器を習う、ではなく、ミュージシャンになる
TOEIC 900点を取る、ではなく、グローバルビジネスパーソンになる
アイデンティティの変化を実感するとき、なりたい自分(ビジョン)に近づいていることを実感するとき、人は最高にやる気が出ます。これは、究極の内発的動機づけです。
なりたい自分に近づくための行動が継続できる、これがもうひとつの習慣のチカラです。
ビジョン(なりたい姿)を描くことは行動を起こすきっかけになります。「できる」喜びとなりたい自分に近づいている実感が、行動を継続させます。
どうすれば習慣がつくれるのか、三日坊主にならず継続するためにはどうすればいいのか。そういった習慣づくりの具体的な方法については、5章でお伝えします。
正しいマインドセットを持ち、集中して取り組むと、スキルが身につき「できる」ようになる。できることが増えれば、ビジョンに近づいている実感が持て、行動を継続できる。
実行力を身につけると、こんな風にものごとに取り組めるようになります。
では、この3つの実践のポイントをそれぞれ詳しくみていきましょう。
3. 正しいマインドセットを持つにはどうすればいいのか?
まずは、実行力の実践ポイント1つめ「正しいマインドセットを持つ」についてです。
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