LINEの通知を放置してる人に伝えたいこと
先日、LINEの通知バッジがバグったので、解決方法を知ろうとFacebookに投稿しました。
すると、まったく予想もしなかった、衝撃的なリプライが次々に返ってきたのです。
これほど通知を放置してる大人がたくさんいることに驚愕しています。
少しだけ専門的な話になりますが、コミュニケーションツールの価値、特にスマホ利用においてのそれは、「通知」にあるんですよ。
必要なことを必要なタイミングで知る。大事なことはすぐに、そうでもないことはあとにする。
通知をコントロールすることで、自分にとって必要なことを、必要なタイミングで知ることができます。
通知をコントロールしないということは、大事なことを、大事な人からの連絡を、そこまで大事にはしない、という選択をしてることになります。
それでいいんでしたっけ?
スマホを使ってるのではなく、スマホに使われてることになりませんか?
スマホ通知は、現代では集中力の最大の敵です。集中できなければ、自分が目指すこと、やりたいこと、やるべきことへの到達が遅れます。
通知来ても気にしてないし、そんなのわずか数秒じゃん。と思っているなら、それはだいぶ危険です。
スマホの通知で集中力が切れるまでの時間はたった2.8秒。
切れた集中力を取り戻すのがむずかしいのは、皆さん知ってますよね。ふと気づいたら、スマホ見てて時間が溶けてた経験もありますよね。
もちろん私にもあります。通知をコントロールしていても、そうなんですから、通知だらけになったらと思うとおそろしいです。
ちなみに、スマホの存在を「意識する」だけで集中力がそがれるという研究結果もあります。
そんななかで、通知を「おまかせ」にしておくなんて、いつでも私の人生に割り込んじゃってください!と宣言してるようなものです。
集中力や実行力の問題だけではありません。
神戸大学の研究でもロチェスター大学の研究でも、「自己決定感」が人生やキャリアの満足度に大きく影響することが明らかになっています。
自分にとって大事なことを大事にし、大事ではないことに煩わされない。
これは、人生でもっとも身近な選択(自己決定)だと思います。
逆に、もっとも身近な選択を軽視していたら、いったいどうしてキャリア上の大きな選択をうまくできるというのでしょうか。
今からでも遅くありません。通知をコントロールしましょう。
コントロールするためには「自分にとって大事なこと」と「そうでもないこと」を知る必要があります。
通知をコントロールすることをすすめてる本当の理由は、自分にとって大事なことを知るためです。
もっと言うと、自分にとって大事なことに時間を使うためです。
自分にとって大事なことに時間を使い、大事ではないことに人生の貴重な時間を奪われないようにする。
スマホ通知のコントロールはあくまでもそのためのひとつの手段ですが、それだけで人生に対する自己決定感が上がります。大げさに聞こえるかもしれませんが、本当です。
通知のインパクトを軽視してる人が意外と多いようなので、あらためて考え直してみることをお勧めします。
集中力の大事さや、成果を出したり、続けるための習慣づくりについては「実行力」の科目を復習していただくのが良いと思います。
LINEの未読が多すぎて、もはや手に負えないんだよ……というあなたには「すべて既読」機能をお知らせしときますね💁♂️
ちなみに、冒頭のバグはiOSのアップデートで解消されました🙌 再起動でも治るらしいです。