見出し画像

アイデアつくりを楽にする思考法を身につける

こんにちは、masa(@masa_cons)です。
いつもnoteを読んでいただきありがとうございます。

早速ですが、今回のnoteでは下記のような読者を想定しています。

・アイデアつくりの苦手意識を克服したい
・アイデアつくりの思考法を身につけたい

今回の記事では、アイデアつくりに役立つ考え方について書いています。新しいアイデアを作ったり、企画を考えたりすることはめちゃくちゃ難しいことですよね。

しかし、アイデアつくりにはコツがあります。それを知ることで今まで全く思いつかなかったアイデアを少しずつ作ることが出来るようになります。

大事なことは、①アイデアつくりの型を理解すること②アイデアの種を逃さないことです。

1. アイデアつくりの型を理解する

「型」について書く前に、アイデアつくりの原則について知っておく必要があります。

その原則は以下の通りです。

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもないということである」

ジェームス・W・ヤング著
「アイデアのつくり方」より

これがアイデアつくりの大原則です。

「新しいアイデア」と聞くと、全くのゼロから1を生み出したようなイメージを持ってしまいますが、そうではなくアイデアとは今まであったコトの組み合わせであるということを知っておく必要があります。

これを知るだけで随分と気持ちが楽になりませんか?

つまり、何かアイデアを考えたいと思った時は、既存の要素をインプットにして、組み合わせを変えたり、少し要素を足したり、見る角度を変えたりすることで自然とアイデアが作られていくのです。

奇抜で最先端の今まで誰も見たことも聞いたこともないアイデアを考えなければ...と気負う必要はないのです。

さて、原則を理解したところで次は「型」についてです。

「型」と言っているのは、「思考の順番」のことです。既存の要素の組み合わせを考える時にこの順番で思考を整理することでアイデアが実現可能な形となっていきます。

アイデアつくりの5ステップ

① データ(資料)集め
② データの咀嚼      
③ データの組みあわせ
④ アイデアの発見  
⑤ アイデアのチェック

①〜②がアイデアの素となる情報のインプットに関する工程で、③〜⑤がアウトプットに関する工程です。

アイデアをつくるためには、アイデアの素となる既存の事実を集めて(①)、それぞれの事実がどんな意味を持っているのか、共通点は存在するのか、関連性はあるのかといったことを考えます(②)。

そして、共通点や関連性といった「原則」を導き出せれば、新しい組み合わせが見えてきます(③)。

新しい組み合わせによって新しいアイデアの種ができたら(④)、あとは実現する方法を考える(⑤)といった流れです。

少しややこしいので、実際の具体例を見てみましょう。

【コインランドリー×美容室の例】

美容室にコインランドリーを併設し、美容室を利用する時間を使って洗濯という家事を終わらせてしまおうというアイデアです。

これは、美容室のオーナーが日々人間観察をして、従業員や利用客の時間を有効活用する方法はないかと考えたのがはじまり。(①)

多くの主婦は、家事や育児を効率的にこなし、オシャレもしたいという欲求を抱えており(②)、

これを解決したのが美容院とコインランドリーの機能を組み合わせる方法だったわけです。(③、④)

そして実際にコインランドリー付きの美容院をつくり(⑤)、主婦には欠かせない場所になったという話です。

主婦の悩みというアイデアの種から、美容院とコインランドリーという2つの既存の機能を組み合わせて新しいアイデアを作った実例です。

このように、アイデアつくりの「原則」と「型」を理解すれば、パターンの中でアイデアを作ることができ、闇雲にアイデアを考えるよりもずっと楽に「アイデアつくり」に取り組むことができるのです。

2. アイデアの種を逃さない

次は2つ目のポイントのアイデアの種を逃さないこと、についてです。

アイデアつくりの型の中で特に重要だと感じるのは、データ(資料)を収集することです。組み合わせを行うために必要な要素が多ければ、自然とアイデアの数も増えていきます。

このデータというのは、世の中の経済情勢であったり、私たちが日々感じている悩みだったりと大小様々あります。

重要なことは、私達が日々頭の中で処理している膨大な情報、例えば見たこと、聞いたこと、感じたことなど五感を使って取り入れた情報をしっかりと記憶に留めておくことです。

この日々の小さな発見や気づきこそがアイデアの種となります。

自分の感情が動いたことを記憶に留めて組み合わせてみると、そこには自分や他の多くの人に共通する悩みや問題を解決するヒントが隠されているのです。

だけども、私たち人間は頭の中で考えた大半のことを時間の経過とともに忘れてしまっています。これはとてももったいないことです。

それを防ぐためにやるべきことが2つあります。

① メモすること
② 日記をつけること

まず、メモに関しては日常生活を送る中で、自分の感情が動いたものは何でもメモします。携帯でも紙でもどちらでも取りやすい方で問題ありません。

電車の中で面白いと感じた広告や、昼に食べたご飯の感想、同僚に褒められて嬉しかったことなど、些細なことでも感じたことはとにかくメモします。

メモを習慣にすることで、アイデアを留めておくことはもちろんですが、その他にも自分の思考パターンや行動パターンを理解して、自分のことを深く知るというメリットがあります。ぜひこれは試してみてください。

そして、日記をつけることです。1日を振り返って、メモしたことの中から特に「良かったこと」、「悪かったこと」、「学びになったこと」を1つずつ選び、それについて意味づけをしてみてください。

なんでこのことに関心を持ったのだろう、どんな学びがあったのだろう、悪かったことを起こさないためにはどうしたらいいだろう、といった感じです。そうして考える中でポッと問題を解決するアイデアが浮かんでくることがあります。

メモにしても、日記にしても積み重ねていくことでアイデアの種として貴重な情報源となっていきます。

3. さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございます。アイデアつくりの悩みに少しでも参考になっていれば幸いです。

アイデアつくりは、①アイデアつくりの型を理解すること②アイデアの種を逃さないことが重要です。

特に日頃のインプットの質を上げることで、アイデアの質も同時に上げていくことができます。

日頃から偏った知識だけでなく、幅広い情報に触れていくことで、1つの情報を様々な角度から見つめて、新しい発想を作っていく。そうすることが、仕事もプライベートにおいてもさらに充実させていくきっかけになるのではないでしょうか。

今回の内容の参考図書である「アイデアのつくり方」もオススメです。簡単に読めるのでスキマ時間にぜひ読んでみてください。


いいねなどのリアクションがあれば次回のnoteもさらに気合を入れて作れそうです!

Twitterでも有益な情報を発信しているのでフォローよろしくお願いします!
それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?