結局、引き寄せの法則とは何なのか?
引き寄せの法則というものがあります。
思い描いたことは実現するとか、思考は現実になるという法則です。
でも、この法則を知って、実践してもなかなか引き寄せが起きないという人がいると思います。
それは引き寄せの法則をきちんと理解してないからかもしれません。
今日は引き寄せの法則とは、
結局何なのか?
どういう原理で働くのか?
どうすれば上手く使えるのか?
を解説していきます。
引き寄せの法則について宇宙の法則であるというような、超常的な説明もありますが、今回それは置いておきます。
ごく常識的な話をします。
そもそも人は1日に3〜6万回思考していると言われています。
当然、そのほとんどは無意識で行われます。
今この瞬間も様々な思考が湧いては、消えていっているはずです。
あまりにそのスピードが速いので、ほとんどの思考は自覚されることなく消えていきます。
では、その思考は無意味なのかというとそんなことはありません。
感情という形で僕たちに影響を与え、繰り返された思考は思い込みや習慣を形成していきます。
あなたが今どんな気分かを見てみれば、どんな思考を持っているのか分かります。
幸せな気分なら、幸せなことを考えているのでしょう。
ワクワクしているなら、ワクワクすることを考えているのでしょう。
嫌な気分なら、嫌なことを考えているはずです。
そして、ここからが重要です。
思考は行動に影響を与えます。
朝起きれない子供が、遠足の時になると早く起きてはしゃいでいる、ということはないでしょうか?
仕事に行くとなると死んだ顔で電車に乗っている人が、旅行に行くとなると顔を輝かせているということはないでしょうか?
そう、思考は行動へ、露骨に影響を与えるのです。
楽しみな旅行の予定を入れただけで、仕事のパフォーマンスが上がったという研究結果もあるくらいです。
楽しいと感じている時と、イライラしている時では人への接し方は全く違うのではないでしょうか。
もし、いつも楽しいという感情でいたら、人から好かれると思いませんか?
やる気に溢れている時は、イヤイヤ仕事をしている時と取り組み方が違うのではないでしょうか。
もし、いつもやる気に溢れていたら、仕事で成果を出すなど簡単ではないでしょうか?
そう、分かってきましたね。
何か魔法の力が働いて、引き寄せは起こるのではありません。
あなたの思考が変わることで感情が変わり、感情が変わることで無意識の行動が変わり、行動が変わったことで結果が変わるのです。
それでは、どうすればこれをうまく使えるのでしょうか?
まずは思考を自覚することです。
瞑想をしたり、紙に書き出したりしてみることで、思考を自覚できるようになります。
次に日々の感情を変えることです。
感情は無意識の思考の結果でした。
ですから、思考を自覚して、思考を変えていくことで感情が変わるはずです。
日々を良い感情でいることが何よりも大切です。
逆に嫌な気分の時は、何を考えているのかチェックしてみましょう。
必ず嫌な気分になることを考えているはずです。
今日は引き寄せの法則について解説してみました。
少しでもお役に立てば幸いです。