つなぎで走り抜ける#コモロノート
早いもので、小諸に来て1ヶ月が過ぎていました。
4月の頭からこちらでの生活を書き始めた頃、すぐに病んだことも良い思い出。笑
動き続ける中で段々とつながりをいただいて、おかげさまで一旦はこちらで孤独を感じることはなさそうです。
自分の孤独を解消した次は、世の中の「孤独」に対して食事の場を通して何ができるか。
プレイヤーの1人になれることにワクワクします。
今日もいただいた自転車とともに坂の町を走り抜けます。
つなぎを着て。
こちらに来てすぐワークマンに行き、つなぎを買い込みました。
僕の一方的な一次産業への憧れと、いつでも農作業に入れること、そして繰り返すけど憧れてるくらいだから単純にカッコイイ。
あと、つなぎ来て病院に行くヤツも町中ふらついてるやつもそんなにいないから、視認性が良い。笑
北海道で農家に通い農作業を通して食事と人の営みについて考えたことが、今の生き方の根源にあります。
北海道で農家通いを続けた理由の1つが「農民のための医療」というワード。これを日本の中で真っ先に掲げたのが長野県の佐久エリア。
この土地で医師という肩書きを得て、何を願うか。
簡単に言うと
「今は”医療”ではないものをつくること」
だと思います。
となると、「医者っぽい」とか「医療らしい」ところから自由に離れられる発想が必要になると思っています。
環境が人を変えるなんて言いますが、僕にとって白衣とか「先生」という呼称は医者っぽさとか医療っぽさに引きづり込まれる要素の一つなので、なるべく遠くに置いておきたかったりする。
「医者」だったり「医療を体現している人」と周囲に認識されることで、知らず知らず自分でもそのような意識付けをしてしまい、発想が狭くなっていく。
多分どこの業界でも似た様な話ができます。
そのためにつなぎを来て町中をぶらぶらしてる。
つなぎを来て病院に行くし、つなぎを来て軽井沢に行く。笑
着ているものがその人の哲学を表現することがあると、パタゴニアのスタッフを経験して考えたことも根底にあります。
あんまり服に興味はないけど衣食住の「衣」には関心があるという感じ。
つなぎで自転車に乗ってる人、多分この町で僕しかいないので、見かけたら声かけてください。