「出来ること」を積み重ねる。


こんにちは。
akaです。

家族を大切にしなかった自責の念を抱えて数年生きて来た と前回の記事でお伝えしました。

両親にいたっては
・学生の時もまともに会話しない
・就職で関西に出て来てからも、実家から両親が3時間近くもかけて会いに来てくれたのに、追い返すようなことばかりしていた
など

今となっては取り返しのつかないことばかりです。
一時は自分を犯罪者のように思っていた時も有りました。

会社員を退職して始めた健康関連の仕事(パーソナルトレーナー)も「人様のお役に立って両親に罪滅ぼしをしたい」とそればっかり考えていました。
どちらかというと人様のお役に立ちたい気持ちよりも、両親に罪滅ぼしをしたいという気持ちの方が勝っていましたね。

だからでしょうか頭の中が「ネガテイブ基調の状態」となって、良いことを引き寄せづらかったのかもしれません。
もちろん、私の努力不足も有ります。

人間関係が苦手だったのに、なぜ自分の適性を無視して接客業であるパーソナルトレーナーを選んだのか?という思いも有ります。
これは両親への「罪滅ぼし」=「贖罪」=「自分への罰」と脳が捉えて、自分自身がイヤな「接客の仕事」を選ばせたのではないかと今にして思っています。

昨年お会いしたカウンセラーの方に言われたお言葉が印象に残っています。
「喜怒哀楽の感情を一つでも抑え込んでいると、それがすべての感情に伝播して、自分が何をしたいのかわからなくなる」というお言葉です。

言われてみれば、私は家族を失ってずっと悲しい感情を抑えつけ、自分を責め続けて生きて来ました。
そして何が自分の幸せなのか、何を本当にしたいのか、わからない感覚をずっと引きずっていました。

でも先生に付いて会社員時代から学び続けていたということは「浮上したい」という小さい意識が意識の奥にずっと有ったのではないかと思っています。
「成長したい」という意識は意識の奥にずっと隠れていましたが。

学びながらも、「成長」という言葉が自分にとって違和感のある言葉でした。
学びながらも、自分への諦めた感覚というか、そんな諦観を引きずっていました。

数年の間、心と行動がリンクしてないという感覚が有りました。
これが喜怒哀楽が麻痺している状態だったのでしょう。

ある日、お墓参りに行っているときに「おめえは出来ることをして行けばええんじゃ」という父の声が聞こえた時が有ったんです。

パーソナルトレーナーを辞めてどうしたら良いか悩んでいた時でした。
本当にありがたかったです。
何といいますか、自分の生きる指針になった感覚が有りました。

「出来ることを積み重ねる」

本当に大切な事だと思います。

斎藤一人さんの著書を数冊読んだことが有ります。
斎藤一人さんは「お金の真理」という著書の中で「神様はあなたにすごいことをやれとは言っていない。出来ることをやれと言っている。」のような内容が書かれており、意外な印象を持った記憶が有ります。
「スゴイことばっかりしなきゃならないんじゃんないの?」と感じたんです。


父が生きているときに教えてくれたこと
それは
・男は根性が大切ということを背中で教えてくれた
・人に使われて終わるな
でした。ずっと覚えています。

そしてお墓参りでも「出来ることをやっていけ」と導いてくれたことを本当に感謝しています。

何か悩んでいるときにお墓参りに行くと、その答えのようなものを両親が教えてくれる感覚が有ります。
親孝行もしなかった息子を導いてくれているのだなと、とても感謝しています。

どこかに旅行に連れて行ってあげるとか、楽しい思い出を作ってあげるとか、そういう親孝行は一切して来ませんでした。
私はダメな人間です。

ある日どこかで「親孝行は親が召されてからでも出来る」という記事を読みました。
こんな人間だからでしょうか、非常に私の心に刺さったのです。

・今度こそ人間として成長する
・徳を高める
・人様のお役に立つ
・両親のお墓を、私が召されるまでずっと綺麗に保つ

など、まさに「出来ることをして行く」ことで、これからも「親孝行を出来る」と気付かされました。

「自分自身が幸せになることが親孝行だ」と巷でよく言われるのですが、残念ながら以前の私には、この言葉は刺さりませんでした。
何が自分の幸せなのかわからなかったのです。

ある時から

「成長し続ける」ことにフォーカスし始めて、
・出来ることを積み重ねる
・今できる親孝行を積み重ねる
と決めました。

怠惰になりがちな私ですが、これからもずっとこれらの思いが心に残り続けるのだと思います。
そしてこれらの思いを起点に人生を全うしたいと考えています。

何かに臨んで、臆しそうな時もとにかく「出来ること」をやって行く

これが非常に大切な事だと思っています。

追伸
①ありがとう1000回について前回の記事でお伝えしました。実際に1000回なんか、とてもできては居ないです。
これは元は故小林正観さんが推奨なさっていったワークなのですが、私自身が1週間やってみた感覚です。
車を運転している時や、何かネガテイブな気分に寄ってしまいそうなときに非常に有効だと感じています。
「人間の脳はポジテイブな事を考えている時に、同時にネガテイブな事を考えられない」と言われていますので、さらに続けようと思います。
自分自身を観察し続けて、変化を後日お伝えします。

②過去の私と同じように、自責の念を抱えて生きづらい方が居られましたら、メールをいただけたらと思います。
メールで少しでもやり取りをすることで、カウンセラーのようなアドバイスは出来ないですが、少しでもラクになっていただくお手伝いが出来るかもしれません。

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