「見返してやる」という気持ち
こんにちは
akaです。
私は昨年まである健康関連の仕事を自営で行っていましたが、結果は出ませんでした。
もちろん私自身の努力が足りなかったのが大きいのですが、他にも思うところが有ります。
当時の私は「人様のお役に立って、父母に罪滅ぼしと恩返しをする」としきりに思っていました。
無理して、そう思い続けていた感覚も有ります。当時は結果を出そうと必死だったので、その感覚を無視していたのでしょう。
「罪滅ぼし=贖罪」です。
つまり家族を大切にしなかった自分への罰として、その仕事を志向して行っていた。
今思えば、その仕事は自分に向いていなかったと思います。
「自分への罰」「家族への贖罪」として、自分を責め続ける・責め続けたい私の無意識が、その仕事を私に選ばせたのではないかと思います。
そして何より当時は「人様に貢献する」という気持ちが浅はかだったという自覚が有ります。
頭だけでそう考えていただけで、頭の中は「貢献すべき」の状態でした。
どちらかというと「稼ぐ」事ばかりにフォーカスしていました。
でも違うんです。人様への貢献の、その先に対価が有るんです。
それが心で分かっていませんでした。
これらのようなマインドでお客様が付くわけもないのです。
仕事のFacebook等の私のプロフィール写真を見て「あなたの笑顔が怖い」と言われたことが有ります。
師事して学び続ける先生のコミュニテイに属する他の受講生の方からのお言葉でした。
自分の中の矛盾が表情に表れていたのだろうと、その時に痛感しました。
結果を出されていたお方からのお言葉だったので、そのお言葉を強く受け止めました。
その方が「笑顔が怖い」と感じてるのだから、それを見る他の方達も「笑顔が怖い」と感じていた可能性は高いです。
自分で目標を立てて、その仕事はやり切って辞めました。
今の私に悔いは無いです。
ただ「もう少し自分の頭を理解して退職していれば」とは思いましたが「これは自分に必要な遠回りであった」と思うようにしています。
その仕事を辞めてから、さらに1年遠回りをしました。
そして今は自分の生涯にわたる仕事が見えています。
この今の状態に辿り着くまでに、関西で活動する日本で屈指と言われるコンサルタントのセミナーを昨年の今頃に4日間受講しました。
それはいつもお世話になっているビジネスの先生が当時師事なさっていて、強く勧められたことが理由です。
「人生変わるかも」と言われたのを覚えています。
受講した内容は後から見直しても、非常に含蓄のある内容ではありました。
今でも内容を見返して、こういう事だったのかと腑に落ちることも有ります。
・毎日出し切ることが重要で、自分の弱さは家に置いて来い
など重要な学びが有りました。
がしかし、そのセミナーの4日間ずっと私は
・ハゲ
・無収入
とネタにされ続けました。
結構な金額を支払ったからという理由と、お世話になっていた先生の勧めで参加したことでずっと我慢していました。
これだけいじれられるのも「結果を出せない自分が悪いのだ」と自分に言い聞かせていました。
しかし、セミナー終盤にさしかかるあたりから「こいつは許さん」という気持ちになってきました。
前の席で一緒になって私をバカにしていた受講生も居ました。
そいつらに怒りをぶつけることを考えました。
ですが、しませんでした。
それは簡単な事なんです。罵詈雑言をブツけてケンカする。
スイッチを入れれば出来ます。
違うと思ったんです。
結果を出して見返すべきではないかと思いました。
そのコンサルと、そのコンサルの太鼓持ちのように一緒になって私をバカにしていた受講生。
だから、それから「その二人を見返してやる」と紙に書いて毎日見て、声に出して自分を煽っています。
4日間私をバカにし続けた、あのコンサルの狙いは何だったのか?と考えてみました。
・当時の私が悲壮感、深刻さ、不安感 負のオーラが酷かったのでぶち壊して私が話しやすくしようとした
・私は飲み込みが遅く、何回も言われなければわからないので、表現を変えて「自分を変えろ」というメッセージをくれた
と何とか前向きに捉えようとしてみました。
でも「いや、あのコンサルは頭がおかしいだけ」だ。
という思いに帰結します。
しかし、そこから更に考えました。
そのセミナー4日間でずっとバカにされ続けた事は、その時の私にとって「痛み」です。
この痛みをずっと覚えておけというメッセージが有ったのかも知れない。
しかし許せない。
この怒りを併せた強烈な感情を私に持たせる事で、セミナーの内容を紐づけして強く印象づけようという意図が有ったのか?
(脳の仕組み上、人は何かを思い出す時は、その時に味わった感情も一緒になって思い出されるそうです)
それとも、怒りで発奮させようとしたのか?
わかりません。
でも
「絶対に結果を出して、その二人を見返してやる」
で行くと、その時に決めたんです。
何かを始める時に、怒りのエネルギーは有効であると学んだことが有ります。
同時に「その怒りのエネルギーで走り続けるのは違う」とも教わりました。
しかし、この「見返す」という気持ちはずっと覚えておこうと思っています。
なぜなら、私のような「普段ぼーっとしてる人間にはそのような感情が足りず、これが覇気の無さに通じる」と感じているからです。
だから「見返してやる」でいいんです。
「必ずあの二人を見返してやる」で行動し続けます。
そして必ず人生を大きく変えます。