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空き缶でしあわせ#31

異文化に触れるとき


私が異文化に触れるとき、大切にしていることがある。「反発しないこと」だ。異文化だから自分が知らない事やものに出会う。今までの常識では考えられないことが起きたりする。だから反発しないで、一度自分の心の中に「そういうこともあるか」と受け入れる姿勢が大切だと思う。一度受け入れてから、自分との違いや同じところを考える。

そうすると、拒絶反応が限りなく小さくなるし自分の世界観を広げることができる。「一度受け入れてから、咀嚼する」イメージだ。

まあ、こんな事をずっと考えていると、楽しいことも楽しめなくなるのは目に見えている。最初に書いたのは考え方だ。なので次は、自分の姿勢について。どういう姿勢でいるのが良いかと言うと「面白がる」ことだと思う。不安になっても、恐怖を感じてもその瞬間はできるだけ面白がるようにしている。怖い時とか不安を感じる時は、余裕がなくなるのだけれど。不安になったら、知らない人はあんなに優雅に歩いているのに、なんで自分はこんな不安になってるんだろうとか考える。そうして、自分もちょっと優雅に歩いてみると余裕が生まれてきたりする。

どうやったら今の状況を面白がれるかを考えてから、私の人生は少しだけ楽になった。見方によっては、自分を守るために斜に構えていると思うかもしれない。私はそれでもいいと思う。自分を守れているんだから。異文化に触れるってそのくらいのハードルが必要だと私は思う。

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