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空き缶でしあわせ#64

さみしそうに見えるのに


哀しそうな目をしている。そう見えたのは、僕が悲しいからかもしれない。

寂しそうな目をしている。それは、僕が悲しいからかもしれない。

嬉しそうな目をしている時は、そんな事を考えたことはなかったけれど、僕の思考回路はまだ分からないことだらけだ。

自分が書く文章は、あまり面白いと思ったことがない。書いている時は、これは傑作だ、と思いながら書いているけれど。書き終わって、一週間もすると、なんでこんなこと書いたんだっけなどと不毛な事ばかり考えている。誰かが書いた文章は、なぜあんなに面白いのだろう。いつも考えて、自分の文章はすでに自分が考えたことだから新鮮味がないのかもしれないと思う。自分の日記は面白いのに。

私は、覚悟を決めることを嫌う。覚悟を決めると、もう逃げられないからだ。私の人生は、いつも逃げてばかりで、どこかに避難所を作ってから石橋を叩いて渡るタイプだ。今は、少しだけリスクを取れるようになったと思うが、それでも覚悟を決めることに恐怖を感じる。その恐怖が無くならない限りは、成長できないのだろうか。

去年の私と今年の私は、何が違うか考える。なにも違わない、私は私。そういうのは今は却下だ。できる事、いや、やっていることは少しだけ増えたと思う。もっと結果にコミットしていこう。ライザップには通ってないけれど。

そんな事を考えながら、今日も仕事へ行く準備をする。

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