はじめてのウルトラマラソン 奥武蔵ウルトラマラソン参戦記
本日(10月20日)は、奥武蔵ウルトラマラソンに参戦。毛呂山総合公園を朝の7時にスタートし、夕方の18時に毛呂山総合公園に戻る70kmのレース。
最大高低差748メートル、累積標高が2,134mとコースはなかなかエグイが、制限時間が11時間とウルトラマラソンの中では緩い方なので、一応、初心者にも門戸を開いている。前半がほぼ登りで、後半がほぼ下り。
結果はどうだったかと言うと、何とか、完走しました!
10時間38分と、タイム的には納得できるタイムではないが、トレイルランニングとは分類が違うし、比較はできないが、70kmのカテゴリーを完走したのは初めてだし、壁を突破できたようで、大変嬉しい。また、最近、レースが完走できないで終わったのが多かったので、久しぶりの完走は、やっぱり気分が躍る。
今回のレース内容の総括として、苦手な登りは何とか耐え忍んで、後半の下りで、まだ走れる力が残っていたのは、大きな前進。今までは、後半の下りでほとんど走ることができなかったのだから。ただ、やっぱり体幹が弱く、もっとトレーニングを積んで、楽に走れる身体を目指していかなければ。
ウルトラマラソンも、トレイルランニングと同じで、ずっと足を動かし続けなければいけないし、そういう意味では、レースの中で向き合っている課題は同じ。この調子で、トレイルランニングでも、50km、70kmのカテゴリーで完走していきたい。
今回の奥武蔵ウルトラマラソンは、来月開催される、甲州アルプスオートルートチャレンジ(コース:リリールートチャレンジ55km)の調整として考えていたので、良い調整になった。
レースに参戦してみて、とてもアットホームで、ホスピタリティの高い大会だと思った。何より目を引くのが、数キロごとにあるエイド。エイドの内容が大変充実していて、おにぎりとか、お稲荷とか、素麵とか、とにかく食が充実している。エイドで栄養を補給できたことで、最後までガス欠にならずに、走りきることができた。飲み物も、水、スポーツドリンク、レースの終盤の方には、ノンアルコールビールなんてものまである。自分で携帯食を持っていく必要がない。本当に至れり尽くせりである。
また、エイドによっては楽器を弾いている人がいたり、仮装している人が応援してくれたり、非常にバラエティに富んでいて、とても良い。
あと、昨年までは夏開催でかき氷が名物らしく、今年も45.4km地点のエイドでは、かき氷が振舞われていた。ただ、やっぱり、この時期に食べるかき氷は、さすがに寒い(笑)。
今年で31回(コロナ渦で開催できなかった年があるので、実質的には29回)目の歴史ある大会。毎年のように参加するリピーターが多いのもわかる気がする。僕も、機会があれば、是非、また参加してみたいと思う。