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誤った概念の恐ろしさ:大人の言動から子供たちに伝えわる影響を考える
たまたま近くでお母さん同士の会話で聞こえてきた内容が面白かったので、書かせていただきます!
誤学習や誤った概念の形成の恐ろしさです。
そのお母さんが我が子に何か(お菓子など)『半分ちょうだい』とお願いすると、たまたまその時のくれたお菓子の量が半分ではなくら1/4ほどだったそうです。お母さんからしたら半分ではなくても嬉しいので『ありがとう!』と言って受け取りますよね?そのお母さんも半分ではないことに気を止めることなく我が子からの1/4ほどのお菓子を受け取っていたそうです。想像ですが、その後も同じやり取りが繰り返されていたのだと思います。
そして、ある時外に置いてある植木鉢に水をやろうとお母さんが我が子に『このペットボトルに半分水を入れて』とお願いすると、ペットボトルおおよそ1/4ほどだけ水を入れて持ってきたそうです。お母さんは驚いて『半分ってどれくらいだと思う』と我が子に聞いたところ『半分はここだよ』と水が入っている1/4ほどのところを指していったそうです。誤学習や間違った概念の形成の恐ろしさを感じるエピソードです。
子供に半分ちょうだいと言って半分でない時に『これは半分ではない』となかなか細かく気にしてコミュニケーションは取りませんよね?ただ、最初に半分の概念を誤って学習すると後々修正するのが大変です。
今回は物の半分という概念でしたが、これが暴力であればどうでしょうか?
常に暴力を振るう親だったらどうでしょうか?
おそらくその子供も学ぶことや矯正されることなく育って大人になった時には同じように暴力を振るうようになるのではないでしょうか?
大人の言動は大きく子供に影響します。
言葉のやり取りを重ねていく中で子供たちは物や時間など様々な概念を形成していきます。
接する親はそのことをよく理解して接していく必要性を感じるエピソードでした。
参考になれば幸いです。