そのとき主審は何を見てそう判断したのか? #135
皆さん、こんにちは。家本です。
今回は、先日行われたJ1リーグ 第19節の中から「これってどうなの?」「なんで主審はそう判断したの?」と僕が気になったシーンについて解説します。
【ケース1】 C大阪 v 福岡戦 10分21秒のシーンについて
6月30日に行われたJ1リーグ C大阪 v 福岡戦の10分21秒に起きたシーンです。カピシャーバ選手(C大阪)がドリブル突破しようとするところを、佐藤選手(福岡)が後方からチャレンジに行きました。左ふくらはぎを踏まれる形になったことで、カピシャーバ選手はその場に倒れました。主審は笛を吹いたものの、カードはありませんでした。このシーンに対して多くの方が「なんでノーカードなんだよ!」「警告だろ!」と反応されたのではないでしょうか。まずはこのシーンについて解説します。
論点は何か?
1.なぜ主審はノーカードと判断したのか
2.判定は妥当だったのか
判定の難易度はどれくらいか?
難易度 ★★(5段階評価)
なぜ主審は「ノーカード」と判断したのか?
ここから先は
2,440字
/
2画像
この記事のみ
¥
300
この記事が参加している募集
サポートありがとうございます。 「サッカーを もっと 面白く」「サッカーで もっと 繋がる」「サッカーで もっと 豊かに」 を実現していくための活動資金にさせていただきます。