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そのとき主審は、なぜそう判断したのか? #14(ワールドカップ編)

皆さんこんにちは。家本です。

今回は11月29日に行われたワールドカップカタール大会、韓国vガーナ戦の「なぜそこで終わるのか」についてお話します。

韓国 v ガーナ戦 試合終了について

2−3でガーナがリードしている状況で、目安となる後半45分を経過しました。そこで第4審から示された追加時間は10分(最小10分00秒〜最大10分59秒で試合終了)でした。韓国が怒涛の攻撃でガーナゴールに迫る中、ランニングタイム55分50秒のタイミングで主審は試合終了の笛を吹きました。しかし、このとき韓国は(時間があれば)コーナーキックで試合を再開できる状況でした。この主審の決定に韓国選手は猛抗議。監督もフィールドに入ってきて主審に猛抗議をした結果、主審からレッドカードを示されて退席処分を受けてしまいました。このシーンに対して多くの方が「なんでこのタイミングで笛を吹くんだよ!」「もう少しやらせろよ!」「フットボールの見せ場を奪うなよ!」と反応されたのではないでしょうか。今回はこのシーンについて解説します。

論点は何か?

  1. 試合終了は妥当だったのか

  2. 追加時間は正確に加算されていたのか

  3. 終了のタイミングは妥当だったのか

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