見出し画像

そのとき主審は何を見てそう判断したのか? #139

皆さん、こんにちは。家本です。
今回は、先日行われたJ1リーグ 第19節の中から「これってどうなの?」「なんで主審はそう判断したの?」と僕が気になったシーンについて解説します。

【ケース1】 横浜FC v G大阪戦 試合終了のシーンについて

7月1日に行われたJ1リーグ 横浜FC v G大阪戦の試合終了のシーンです。目安となる追加時間の7分を超えたタイミングで、横浜FCはフリーキックのボールをガンバペナルティエリア内に蹴り込みました。マテウス選手(横浜FC)とクォン選手(G大阪)が競り合った後のこぼれ球を井上選手(横浜FC)が再びゴール前に蹴り込んだもののチャンスには至らず、副審2側にボールが出ていきました。横浜FCがスローインをしようとしたところ、主審は97分37秒のタイミングで試合終了の笛を吹きました。このシーンに対して多くの方が「なんで終了なんだよ!」「まだ時間はあるだろ!」と反応されたのではないでしょうか。今回はこのシーンについて解説します。

論点は何か?

1.なぜ主審はあのタイミングで試合終了と判断したのか
2.判定は妥当だったのか

判定の難易度はどれくらいか?

難易度 ★★★★(5段階評価)

なぜ主審は「あのタイミングで試合終了」と判断したのか?

ここから先は

1,317字
この記事のみ ¥ 200

この記事が参加している募集

サポートありがとうございます。 「サッカーを もっと 面白く」「サッカーで もっと 繋がる」「サッカーで もっと 豊かに」 を実現していくための活動資金にさせていただきます。