そのとき主審は何を見てそう判断したのか? #22
皆さんこんにちは。家本です。
今回は先日行われたJ2リーグ 第2節の中から、「これってどうなの?」「なんで主審はそう判断したの?」と僕が気になった2つのシーンについて解説しようと思います。
【ケース1】 甲府 v 徳島戦 16分09秒のシーンについて
2月25日に行われたJ2リーグ 甲府 v 徳島戦の16分09秒に起きたシーンです。両チームの選手が中盤で激しくボールを奪い合う中、こぼれたボールを自分のものにしようと児玉選手(徳島)が先にボールに触れ、フィールド中央より少し前のタッチライン付近にいる渡選手(徳島)へパスしました。宮崎選手(甲府)もそのこぼれ球を自分のものにしようと体を投げ出したのですが、ボールに触れることはできずやや遅れた形で児玉選手をタックルする形になってしまいました。児玉選手からのパスを受けた渡選手はドリブル突破を図ろうとしたのですが、エドゥアルド選手(甲府)のチェックにあい転倒、攻撃のチャンスを潰されてしまいました。このシーンに対して多くの方が「なんで片方だけなんだよ!」「両方とも警告だろ!」と反応されたのではないでしょうか。まずはこのシーンについて解説します。
論点は何か?
1.なぜ主審は片方にだけ警告と判断したのか
2.警告&ノーカードは妥当な判断だったのか
判定の難易度はどれくらいか?
難易度 ☆☆☆(5段階評価)
なぜ主審は「ノーカード」と判断したのか?
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