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Twitterで人生が変わるかもしれない話

株式会社リアライズの佐藤です。
今回はTwitterについての記事を書いてみたいと思います。何故かというと僕は今Twitterをきっかけに大きく自分が変わりつつあると感じているからです。僕の中に起こった変化の軌跡をお伝えすることが、Twitterを通じて何かを変えようと思っている方、でも何をどうやっていいか悩んでしまっている方、自分には人に発信するようなコンテンツも経験から得たTipsもないよって方、すごそうな人達は継続が秘訣だと言うけどじゃあどうやったら継続できるのかわからないという方に向けたヒントになるのではないかと考えたからです。
今回も少し長くなるかもしれませんがお付き合いいただけますとうれしいです。


Twitterによって何が変わったか

僕にとって大きな変化は3つあります。まず「自分に影響を与えてくれる出会い」が増えました。今では毎週のようにTwitterをきっかけに知り合ったビジネスパーソンと出会い続けています。情報発信ありきで出会った人はお互いの考え方に既に共鳴できていたり、自分が困ってることに対する何かを持っている方だったり、異業種でも志の近しい方から刺激をもらえたり、課題解決に対するアドバイスをいただけたり、日々の仕事に影響を与えるような原動力をいただけています。やはり人は人との擦り合わせの中で成長していくのだという出会いの大切さを日々実感しています。

次に「自分の価値に気付いた」ということもあげられます。自分にとって当たり前にしていたことが実は人によってはすごいことだったり、刺激やヒントを与えることだったりすることに気付くことができました。大学も出ていない就職もしたこともなく体系的に何かを学んだことのない僕は
”Twitter界隈のイケてるビジネスパーソンの皆さんに与えられるものなんてない・・・”
こんな風に思っていましたがそれは違いました。これは僕が社長だから光るものがあったという訳ではないと今では断言できます。

最後に「在りたい自分が見えてきた」ということがあげられます。仕事をしているとどんな事業を手掛けて成功をあげどんな待遇を得たいかという、”成りたい自分”は求められます。僕の場合Twitterでの発信を繰り返すことで少しずつ自分が人からどうみられたいのかということに気付かされていき、そこに人が実際にどう反応してくれるのかが加わった繰り返しの中で”自分がどう在りたいか”ということを自覚していきました。”在りたい”は”成りたい”を内包しそこに精神的なものを加えたようなイメージ。
本当は在りたい自分が最初にあってそれを叶える為に成りたい自分を目指すというのが本来あるべき順番であると今では考えています。

これらをまとめると、Twitterのおかげで、

1.自分に影響を与えてくれる出会い(現在の課題解決に向けた原動力)
2.自分の価値に気付いた(過去の自分を肯定)
3.在りたい自分が見えてきた(未来に在るべき道)

この現在、過去、未来、無理やりに感じますかw?
そこはひとまずおいといて、僕はこれを今っぽい言い方で

Twitterドリブン

と名付けました('Д')
Twitterのテクニックについては多く語られているのですが、何故Twitterをやった方がいいのかということについては”集客の為”、”発信力を磨く為”、ということ意外あまり語られることはないような気がしています。そして、
こんなにもすばらしい影響を与えてるくれるTwitterをやってはみたけどこういった効果を実感するところまで辿り着けずにやめてしまうのはもったいない。
という思いのもと今回はこういった切り口で書くことにしました。
すみません。とても長くなりましたがこれが前書きです。ここからは実際の僕がしてきたこと、起こった変化からTwitterによって自分を変えようという動機付けと継続して続ける為のヒントになるようなお話をしていければと思います。

Twitterをちゃんと始めたきっかけ

2010年に登録自体はしていましたが、2019年3月に本格的に始めました。きっかけは田端信太朗さんの「ブランド人になれ」を読んだことです。
その中で、
”マーケティングの世界を目指す人はTwitterをやってみてフォロワー1000人もつけられないようではクソですよ。”
といった内容の記述があり、それに煽られて始めました。
その時点ではフォロワーは40人(全て知り合い)でした。このような始まりなので特に大きな目的があった訳でもなく、いつか仕事に活きたらいいなくらいに思っていました。2019年の内にフォロワー1000人をふんわりとした目標と考えていました。
そして実際は今これを書いている2019年11月、フォロワーは2600人となり当初の予想をはるかに上回るペースでフォローしていただいています。もっともっとすごいペースでフォロワーを増やしてる方はたくさんいますが、僕には十分なハイスピードだと感じています。
では、2019年3月のちゃんとツイッターを開始した時僕はまず何をしていったのかと言うと、特に考えはなく思いついたことを言っていました。
自然とターゲットはビジネスパーソンと絞ってはいましたが、ちゃんとペルソナ設定などはせず、体系的にビジネスノウハウを学んだ訳ではないので精神性みたいなことをつぶやいていました。こんな風に

もっともらしいことをつぶやいていますが#コンサルっていうのはなんですかねwあと日本語が下手w
少しでもアクセスをしてもらえるようにあがいていたとは思いますね。
また最初の頃は福本さんの以下の記事も読んで参考にさせていただきました。

ノウハウに関してはこれを参考にしておけば充分過ぎるのではないかと思っています。とても素晴らしいノウハウが書かれています。

少しずつフォロワーさんは増えたが違和感も感じ始めた頃

3月、4月は福本さんのnoteを参考にコツコツと運用を続けていきました。フォローしていただく方も少しずつ増えていたのですが、5月頃から更新が減っていきます。
更新が減っていった理由は、発信する内容がなく何を投稿していいかわからないという感覚になってきてしまったからでした。振り返ってみるとその頃の投稿は誰かに何かを与えるという感覚でビジネスの教訓的なことをつぶやいていたように思います。そしてフォロワーの数もなかなか増えていかない現状に疲れを感じ始めていました。
そうして6月には3日に1回程度しかつぶやかない状態にまでなっていました。

そんな最中、社内で人事の異動があり僕が直接法人営業チームの指揮をとることになりました。
この時期に大口の製造依頼があり、案件が確定してくるとその案件の依頼経路はこのような構図であることがわかりました。

A社⇒B社⇒C社⇒リアライズ

このように間にたくさんの会社が入るともちろん加工賃はそれなりに叩かれます。ちなみにA社もB社もC社も取引先です。にも関わらずA社から直接ではなくこのような図式での依頼になったことはリアライズという会社の格とブランド力に原因であるのではないかと痛切に感じさせられました。どのお客様も大切なお客様ですがリアライズの品質に問題がないのであれば製造技術の問題ではない。製造業のこういった構図はデリケートな問題ではあるのですが、それを凌駕することは今後リアライズ生き残っていく為に必要だと考えました。

日々がんばっている営業や製造現場の為にリアライズのサービスが売れる仕組みをしっかりとつくらなくてはいけない

と思い会社の戦略を考えていきました。その中で社長がしっかりとアイコンの役目を果たすという目的の元、再度Twitterで自分と会社の名前をしっかり発信して、

「リアライズさん?あ、社長さんのTwitter見てますよ」って状況をつくってやる

と、今までは違ったモチベーションでTwitterと向き合うことを決意しました。7月頃のことです。この時フォロワーさんは330人くらいでした。

誰も無名の自分に教師なんて求めていない

こうして、田端さんの本に煽られたからというふんわりとした動機からしっかりと自覚した目的の為にTwitterをやることになりました。
これまでの投稿を振り返ってみるとビジネスの教訓的な投稿は実は反応があまりよくないということに気付きました。いいねは5くらい。リツイートなんて皆無。
そして、何を言うかよりも誰が言うかが大事ということもちらほら見聞きしていました。そう考えると"無名の自分に誰も教師役なんて求めてない"そんな気がしてきたのです。
じゃあもうカッコつけずに自分の身に起こった事から感じた心境を素直つぶやいてみようか、と思いこんな投稿をしてみました。

な、なんと。62件のいいね、7件のリツイートはこの当時快挙です。
このツイートをきっかけに僕はビジネスの教訓のような事ではなく自分の出来事や心境を中心につぶやくようになっていきました。

無名だし、大学も行ってないし就職もしたこともない自分は背伸びして誰かにノウハウを教えようとするのではなく自分の中の苦しさや葛藤、うれしかったことを素直に発信してみんなから応援されることを目指そう

実際に起こったことを元にいいこともわるいことも素直につぶやく。これが僕にとっての人に共感を生むための手段となりました。

会社の中で起こった良いことも悪いことも社長の立場で話していくと皆さんから共感をもらえることが多いということを実感しました。
過去のことも、未来にしていきたいことも自分の感情とともに発信していくとそれが共感を生みコンテンツ足りえるということに少しずつ気付いていきました。

自分と向き合った心の叫びのようなツイートは共感を生むことも多いと感じています。

誰かにではなく自分に向けたメッセージが誰かの何かにひっかかる

確かに気恥ずかしさはありますがw
僕にとっては誰かをターゲットにして自分の知見の無さに辟易とすることもないですし、誰かにもの申すような投稿よりも性格的にあってるとも思っています。

共感してくれる人が増えてきたら交流が始まった

そうして少しずつ共感してくれる人が増えたら自然と今まで知らなかった方々との交流が始まっていきました。
最初はビジネスの基本的な知識などでついていけないような気がしましたし、皆さんがなんかすごい人達に思えてwおっかなびっくりでしたが、わからない言葉があれば調べればいいしそうやって今まで出会ったことの無い人種の人達と交流していくことが楽しくなってきました。なので自然と誰かの投稿にコメントを残しやりとりをしていきましたがそのうちに気付いたことがあります。

そっか、コメントもたくさんの人に見られる可能性があるんだ。

コメント欄で自然に交流を楽しむだけでも自分という存在が知られフォローがもらえるようなこともたくさん起こっていました。
単純にいろいろな方と出会い意気投合して騒いだりしてるだけでもTwitterに魅力を感じるようになり

投稿で気合いを入れなくても実際に自然に交流を楽しむだけでもフォロワーが増えていく

これもTwitterの良さであることを感じるようになっていきました。
9月頃のことです。

目指すべきスタイルは教師ではなく自分を見せること

このようにしてTwitterをやるうえでの自分のスタイルは固まっていきました。フォロワーさんは9月に1000人、10月に2000人を越えました。それまで一度もバズッたこともありませんでしたし、むしろ必要はないと今では思っています。
いいねの数は20とかいけば充分、その程度の共感を日々重ねていければ自然と人は集まってくるように思います。そうしていく為に僕が人に発信できる共感はきっと僕だけのストーリーをみせることだと思うんです。
世の中にはすごい人もたくさんいると思いますがTwitterをやっている多くの方はきっと僕と同じような凡人で、ビジネスで得た自分しか知りえない気付きなんてそうそうないと思います。
多くの人が日々戦ってることは世の中からみたらちっぽけなことかもしれないけどその心は多分きっと尊いもので、多くの人が触れたがってるのはそういう小さいけど飾らない心根ってやつなんじゃないかなって思うんです。

こんな意味不明なツイートでもそれなりに共感を生むこともあるwだから僕は苦しい時は苦しいと発信し、楽しい時は楽しいと発信する。
その自分の戦ってる葛藤をストーリーにしてこれからも発信していきたいと思っています。それが仲間を呼び自然な交流が楽しくてまた継続していこうという気持ちにさせてくれます。

共感を呼びスタイルが確立されて起こった変化

このようにしてTwitterを続けることからもたらされた変化が冒頭にある、

1.自分に影響を与えてくれる出会い(現在の課題解決に向けた原動力)
2.自分の価値に気付いた(過去の自分を肯定)
3.在りたい自分が見えてきた(未来に在るべき道)

となります。過去を振り返り発信し多くの方から反応をもらうことで今既に自分にあるものの貴さをに気付きました。Twitterに発信をしていくことを考えながら日々過ごすようになることで自分の身の回りに起こった出来事を鋭敏にとらえ、そしてその出来事を”在りたい自分”であればどうインプットし、どうアウトプットするかを考えるようになりました。
在りたい自分らしいアウトプットをTwitter上でも実生活でも(リアライズのメンバーもTwitterを見てるのでね)するように心がけるようになりました。
この日々のアウトプットの積み重ねから成りたい自分にも近づいていけるような気がしています。

過去に誇りを持つ

在りたい自分に気付き目指す

成りたい自分を目指す ←優秀な知り合いからの支援

この図式がTwitterドリブンです。

マーケティングを磨くとか集客するとかそういう小手先の為に利用するのではなく、自分を変える為にこのTwitterドリブンを最大限活用しないのはもったいないと考えています。
そしてこの見解が正しい(というのも変かもですが・・・)のを自分の人生を使って証明していくというのが僕のここからの目的のひとつでもあります。

長くなってしまいましたがお付き合いいただきありがとうございます。多くの人にとって呟いていくべき、そしてつぶやいていきやすことは教訓的な何かではなくて自分だけのストーリーで、そしてそれを聞きたいと思う人は実はきっとたくさんいるのではないかと思います。この文章が誰かのTwitter投稿のヒントになり自分を変えるきっかけにしてみようかと少しでも思ってもらえたら幸いです。

次回の記事ではもうちょっとライトに、Twitterドリブン的、投稿のコツについて書きたいと思います。
またお付き合いいただけるとうれしいです。

追記:2020年2月1日

その後2019年の年末に驚くような出会いをTwitterきっかけで経験し自分の在り方も会社の方針もがらりと変わりました。今まさに永続する会社にするべく改革を断行中です。そしてこの記事を書いてから3ヵ月が経った2020年2月1日にフォロワーさんが5000人を越えました。
まだまだ理想には程遠く何も成し遂げてはいませんが、

間違いなく人生が変わりました!

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