"最新"技術と政治、または減税と増税の境界
結論を先に書く(どーせ最後まで読まねーだろーから)。
「増税」というより「日本国の国庫の"均衡"と"社会保険財源"確保主義者は、あと十年もしたら「言い訳めいた論拠」を失う。「増税」主義で築き上げた「議員権力」も、財務省行政組織も失う。"財務省"は名前だけ残るとしてもその"役割"を変えて存続か、そもそもスッパリ消えてなくなるか、そこまでは知らん。見通せない。
結論というより、「わたし個人の未来予想」の決めつけか。
動画。河村たかしさんに渡瀬裕哉さんが聞く。
・前編
https://www.youtube.com/watch?v=rTcYrZc-1zg
2024/12/18
・後編
https://www.youtube.com/watch?v=6OFKMos-ny8
2024/12/19
河村さんが指摘している内容は多岐にわたっている。
この動画は、暇な折には繰り返し、視聴して「理解する」ことに努めたいとわたしは思っている。……ゲームとか読書とか料理や家事や食事の片手間に「ながら」視聴、だらだら再生して"耳で"読み続けたい。
とりあえず、議員はみな「自分のため」に議会に席を(籍を)おいている、という仮定、仮説を念頭におくと、財政危機を煽る「ふるまい」に一定の道理や合理が説明ついて "腑に落ちる" ことに同意する。
実際は、崇高な志で議員(国家の中央議会・国会でも、さまざまな地方議会でも)をしている、とご自身は"思ってる"方も少なくなくおられることだろう(と信じたい)けれど、「しがらみ」とか、自分の属する土地や後援会や、選挙を含む政治活動費の出資元の意向とか、「思うに任せない」形で志を曲げられる、という話は、仄聞ながらよく聞く。
二つ目の資料。
作家で自由民主党党員で参議院議員の青山繁晴さんの、「自由民主党・参議院議員」としての"情報公開"と「作家」としてに"主張"のYouTubeチャンネルの動画コンテンツ。
・量子コンピューター実用化は10年を待たずに訪れる
https://www.youtube.com/watch?v=-VMGZH3wsNI
2024/12/20
国会議員になって、仕事山積、時間も"手足"も縛られてもなお、インテリジェンスオフィサの「ごく一部」を今ももっておられるのだな、と感心させられた。
"老"(低いって意味もこめて)メディアは、「国会、政治結社である党」を、「政策談義ではなく」、権力の奪い合い、攻めと守り、個人同士の好悪、怨嗟や憎悪や恩義などの感情で、安易な「物語を創作する」ことを本業と取り違えてきた。
政策談義をするにはその下地となる知識がまず必要となる。さらに、「何をどうするのが最善か」の状況分析と価値判断が必要となる。さらにそれらを「わかりやすく」文章としてえがき出す必要がある。
とっても、手間がかかる。
手間がかかるから、「短時間で "こじつけ" られる」政治談義の「物語」を仕立てて読者の知的要求(需要というよりもっとゲスい、ゴシップを求める気持ちに近い)に応える、安易な稼ぎ口を続けてきたのだろう。
この「悪癖」は、反「オールドメディア」と目される、ジャーナリスト個人による「情報発信」や動画メディアの作り手の内心にも存在する。「わたしは違うと思いながら(中島みゆきさんの『12月』の歌詞の一部)」。
アンシャンレジームは、フランスの古い時代の「革命!」のおりに言われ単語らしい。アンシャンは「古代」。『遊戯王』に出てくるエンシャントドラゴンの「エンシャントと一緒。「むかしと違う、既存と違う」と出くるのは、「むかしを引き継いだ」土壌からしか生まれない。「積み重ね」とか「積み上げ」とか、過去からの「粘着」とか「固執」の、ひとつの具現化だ。どれだけ「真新しく」見えても、「連なって続いてきた"変化"」です。
だから、端的に、極端に、断絶するように、極端な変化に「ならないように」する意味で、「増税派」のアンシャンレジーム"しがみつき"には、それなりに理屈はある。けど、「否応なく」変わることには無力としか言えない。大津波に対して、大地震に対して、大噴火に対して、土地の沈降水没消滅に対して、極端な冷却・極端な加温に対して。
だから「否応ない変化」に「覚悟」をしておくことは大事だとわたしは思います(これは「増税派」や「既得権者」の全てに対する "助言 レコメンド"です)。
気が済んだのでこれにておしまい。